解決済み
「雇い止め」のどこが悪いのですか?. 今朝のNHKニュースのひとつで、「5年近く講師として1年契約更新を続けてきた大学から、来年からは再契約しないことにしたと通知を受けて憤っている60代男性」がインタビューを受けていました。 法的には「5年連続して契約した職員は、6年目からは細切れではなく継続して雇用しなければならない」そうです。大学側の言い分は「5年未満の職員だからルールに則ってこの先は雇わないと決めた」なのですが、これを「労働者の権利がどうのこうの」とクレームをつけているわけです。 雇う側は、払うお金が足りないから「もう雇いません」と言っているのであり、最初に働き始める前に「あなたは1年ずつですよ、来年切る時は早めにお知らせしますからね」と契約書にお互いサインしているはずです(もちろん単にケチなだけかもしれません)。労働者側もハイ分かりましたと同意して捺印しているはず。 それを「5年目も働けたのだから6年目以降もイケるはず、そしたら正規職員だ!」と勝手に思い込み、打ち切られたら文句を言う……この手の話を聞くたびに不思議に思っていました。 切られたのはその人が「講師として)戦力外」と見なされたからではないのでしょうか? どうしても欲しい人気講師ならそのまま順当に正規雇用するだろうし、もしかすると大学側から「続けてくれ」と頼み込んでくるかもしれない。そう言ってもらえなかったのであれば、単に「ルールどおり契期満了、お疲れさま!」「お世話になりました!」でいいじゃないですか? 番組では「クーリング期間(連続5年にさせないためのブランク)を取らせる、“法の抜け穴” を突いた汚いやり口」も批判していましたが、法は法、でしょ? 守っていればとやかく批判される筋合いはありません。 * かく言う私は「県最低賃金レベル✕半年更新契約」の労働者です。毎月毎月、次の更新ことわられたらどうするか、次を考えながら緊張感を持って働いています。 継続雇用してもらえなかったからとマスコミにブーたれている人々を苦々しく思っています。文句言うなら最初っから正社員で雇ってもらえよ、それができない人材だから今の立場に甘んじているんでしょ、と。
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4人がこの質問に共感しました
雇止めそのものが違法でもなんでもないのですから、質問者様の言う通りだと思ます。 ただ単に、雇止めのタイミングや、その背景にある理由に注視しすぎなのですね。 5年で無期雇用ルールができたのなら、うちは無期雇用はいらないので4年目で切ろう、という考えもあってもしかりです。 そういうのも含めての法律ですから、そこに穴があるならそれは法律がぜい弱だということです。会社側が非道であると言わんばかりのやり取りは、やめて欲しいですね。
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