私は飲食業界で10年近く料理人として働いています。

Question

私は飲食業界で10年近く料理人として働いています。居酒屋等の店舗ではなく、フランス料理店で働いていて

収入が高いとは言えませんが、職種には満足しており天職ともおもいます。

そんななか最近入ってきた20歳ソコソコの子が、来年あたり、給料低いし、料理じゃなく別の仕事しようかと言っていました。

もともと仕事への熱はなく、要領のいいタイプですが器用貧乏です。

給与の低さからの転職はわからないでもないですが、

給料だけを重視した転職は長い目で見たときにどんなデメリットがあるのでしょうか？

また、給料じゃなく、やりがいなどで仕事を続けるのはどんなデメリットがあるのでしょうか？

Answer 1

こんばんは。わたしも同業です。レストランではありませんが。

正直、その若い子の判断には理解があります。

給料だけを重視した転職…とありますが、よほど特別に、例えば薬剤師を目指すとか、選挙に出馬するとかでなければ、給料を重視した転職にデメリットはないです。
他業種になったとしても、労働強度にはそこまで大きな差は無いでしょう。
高給取りのところは人使いが荒い、という人もいるでしょうがそれは同系列のところと比べてるからです。
例えば調理師でしたら、船舶調理師や給養員などは一般の調理師とは社会保障も給料も比べ物になりません。そういった世界もあるのは事実です。

やりがいで仕事を続けるデメリットは、周囲の理解が得づらいというのがあります。
本人はそう言った環境に納得していたとしても、例えば彼女さんや妻、妻のご両親などですと高確率で他業種です。
人生のパートナーが、賃金を度外視した職業に従事しているというのはいい気はしないでしょう。

私にとっては、やりがいというのは奉仕的な意味ではなく給与明細の額です。
労働と見合っていれば、それだけでやりがいを感じます。やりがいを探したことはありません。

Answer 2

それはもう、人それぞれよね。
私はやりがいを求められるなら、給料は多少なら低くても我慢できる。

でも、仕事じゃなくて、プライベートに重きを置く人もいるので、
そういう人は淡泊ですよね＾＾

やりがいを伝えられなければ上司、出世は難しいだろうし、
やりがいで続ける場合は、一生懸命やりすぎるよね、時々辛くなる

Answer 3

【給料だけを重視した転職を長い目で見たときのデメリット】

＊人不足で引く手あまたの雇用状況の場合にしか通用しなく、人余りの時代に転じるとたちまち行き詰まって路頭に迷う
＊給料を出せる転職先は使い方も職場環境も相応に粗いぶん、人格も粗く染まりやすいこと
＊職場の人間関係も連携よりは競争に走りやすく、その面でも人格は荒みがち
＊収入重視の転職で蓄えへの堅実性を備える人は少なく、むしろ金銭感覚が粗くなる一途
＊自己の経験スキルを過大に評価しがち

【やりがいなどで仕事を続けるデメリット】

＊給料を重視しないぶん、雇い主側の意のままに操られても気づかない
＊「職場の和」を図るぶん、調和しない新参者に言いようにかき回される
＊なまじ能力・成果主義体制の職場であれば、野心多いものに主導権を握られるリスク
＊雇い主や上司の交代で職場体制に重大変化が起きたとき、新体制から取り残されやすい
＊望まない配置転換などで決定的な仕事のやりづらさを味わう

…などなどを考えました。経験者ならもっと深いところや別角度での視点から語れることも多いと思います。