【テーマ】 市役所から市役所への転職について 【詳細】 転職についてご質問です。

Question

【テーマ】
市役所から市役所への転職について

【詳細】
転職についてご質問です。現在市役所にて勤務をしているのですが、同県内の市役所に移りたいと考え転職活動をし、先日無事に内定を頂きました。
その中で下記4点気になりましたので、ご教示いただきたく存じます。

【質問】
①転職先を隠し、民間企業に行くと報告する事で発生する問題は何があるか。
②退職の旨を伝え、引継ぎの手続きをした後は何日程勤務する必要があるのか。(可能であれば引継ぎが完了し、挨拶を済ませた翌日から休みたい)
③勤務年数は引き継がれると聞いた事があるが、有給残日数も引き継がれるのか。
また、その他に引き継がれるものは何があるか。
④市役所から市役所に転職する際、③の年数等の証明をする為に必要な書類を貰う必要があるのか。それともそういった手続き等は市役所間で行ってくれるのか。

長文でのご質問失礼いたしました。
お手数とご迷惑をおかけしますが、ご教示の程宜しくお願い致します。

Answer 1

まずは、転職先への採用おめでとうございます。
別の市役所に行かれるということは今のところで自分の能力を活かせないと思ったとか、何か理由があるのかと思います。
新しい場所で活躍されることをお祈りいたします。

さて。市役所に人事部局にいた経験から回答させていただきます。
①転職先を隠す
→ 問題は生じません。ただ質問者さまへのメリットが無くなります（後述）

②何日勤務必要か
→ 基本的に退職日までは勤務の必要があります。一般的には有給休暇の残日数を使い切るパターンが多いです。「どうせ退職するのだから」と有給休暇を使い切ってさらに休む（欠勤）としても退職金には影響しないとは思いますが、あまりお勧めできません。

③勤務年数の引継ぎ、有給休暇の引継ぎ
→ まず質問に回答しますと、有給休暇は会社ごとに付与されますので引き継がれません。他に引き継がれるものは、ありません。
それから、質問にはないですが勤務年数の引継ぎにつきましては質問①と関係します。
通常市役所では所定の初任給があるものの、前職加算があり勤務年数、民間勤務か公務員か、正規か非正規か、などにより勤務経験が加算され初任給が高くなっていきます。公務員の方が高くなり、民間だと8割や6割とかの加算となり少し損をします。
新しい市役所で「前が公務員で○年勤務」と伝えることで加算はしてもらえますが、勤務実績の証明が求められます。ですので結果的に転職先が今の市役所にわかってしまいます。
隠すのであれば、新しい市役所では市役所勤務経験を伝えない形になりますので、給与の加算が無くなります。市役所職員としての勤務実績がゼロの扱いになりますが、質問者様が短期間しか在籍されていないのであれば、あまり影響はないかと思われます。

④年数証明の書類
→ ③でお伝えしました通り、繰り返しになりますが、新しい市役所で「市役所勤務経験ある」とするためには、新しい市役所の所定様式による在職証明書を今の市役所に渡し、勤務実績（期間）の証明をして貰う必要が生じます。市役所間で勝手に行われることは基本的にありません。