解決済み
現在転職を考えておりまして、キャリアコンサルタントの道を模索しております。どなたかキャリアコンサルタントの方がいらっしゃたら 教えてほしいのですが。この仕事は、どういうことが一番大変なのでしょうか?私の友人にキャリアコンサルタントがおりまして、聞いたところ、よっぽど本気でないと確実に辞める事になると言われました。相当な激務のようです。どなたか、どういうことが一番大変かご存知の方いらしたら教えていただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
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企業の人事、人材会社でのキャリアコンサルタントの経験者です。キャリアコンサルタントは10年以上経験し、マネジメントも経験しています。 その間、多くのキャリアコンサルタント希望者と面接し、採用し、一緒に働いてきた経験があります。その時の経験則から言います。 1)全体として、離職率の非常に高い業界です。 2)ハードワーク(長時間拘束)な勤務形態の会社が多い。理由は、転職希望者と面談するのが、夕方~夜、土曜日等休日が主体です。日中は求人企業を対応するため、昼間も拘束されます。求人側と人材側を分業している場合でも、専業した分仕事量が増えますので、結果自分のプライベートな時間が取りずらいことになります。 3)人材会社は、求人企業を決めて成功報酬でビジネスが成り立っていますので、営業センス(月、四半期、半期、通期でしかりとノルマを達成する能力)は必須です。したがって、営業適性が高くないとノルマに押しつぶされて、続きません。 以上が、職務についての特性です。 で、次に業界についての特性というか風土として、 1)マネジメントがいい加減な会社が多い。歴史が浅いので、能力が乏しくても昇進しているケースもけっこうあるというか、標準化されていないことが多く、上司が部下の育成の出来る人なら良いですが、自分の数字のみに拘っている人の場合は、部下は割を食いますね。(これはどの業界でも同様ですが、マネジメントレベルの標準化が粗いので、特にそうなりがちです) 2)トップの経営姿勢に問題があるケースが結構多い。社名は伏せますが、知り合いの努めていた上場企業では、お客様の転職のお手伝いをビジネスとしているのに、自社の社員が同業に転職する場合、露骨に妨害をしていたそうです。法的というより倫理的におかしいと思います。また逆に、大々的な首切りも行う会社が多いですね。自分がクビにされそうなのに、落ち着いて他人の転職を支援できるものでしょうか。 3)そうした傾向の強い業界なので、キャリアコンサルタント資格として教えられている理論とは、まったく正反対の世界です。人によっては、売れさえすればそれでいいという倫理の欠落した方も残念ながら少なからず出てきてしまします。 以上から、もし質問者さんが、激務も気にせず、営業々々した風土に魅力を感じられるのなら、チャレンジしても面白いかも知れません。(ただ、商品が人なので、物やサービスを売るわけではありません。人はウソもつくし気も変わるので、最後の土壇場で突然ドタキャンということもある程度発生します。そうした面に対する耐性は必須です) 逆に、コンサルティングとか、人を助けたいとか、そういう部分の意欲が強いなら、少し立ち止まって考える必要があるように思います。できるだけ、経験者に会って、ナマの情報を集めたほうが良いですね。どんな業界でもかっこいい美辞麗句を並べる業界ほど実は入ってから大変だったりしますから。 ちなみに、私は今独立して、メンタルヘルス的な仕事をしているので、現職のように利害関係はありません。
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