市役所の職員は、地方公務員とよばれます。一般に地方公務員の採用試験の場合、学歴の程度×職種での募集と採用試験になります。 具体的には、 初級・・・高校卒業程度(概ね現場での仕事を担当) 中級・・・短大卒程度(将来の基幹職員候補) 上級・・・大卒程度(将来の幹部職員候補) に、「事務職」とか、「技術職」「看護職」といった職種を組み合わせた募集となります。 例えば、「中級看護職」というような募集のしかたです。 市役所の職員というと事務系の職種をイメージする方が多いですが、実際には、「保育職」や、建築や土木などの「技術職」、「消防職」といった、一般事務系以外の職員の人数の比重が、案外大きいものです。 採用試験は、公務員としての「一般教養試験」「適性試験」に、それぞれの職種に応じた「専門試験」が実施されます。 最近は、だいぶ緩和されていますが、公務員の場合、初級、中級といったどの級で採用されるかで、最初から仕事の内容や昇進に雲泥の差がありました。現在でも初級採用で、幹部職員になるというのは、まず、無理と思っていいようです。 一般に、採用の要件(例えば、保育士免許を所持している)を満たしていれば、受験に学歴の制限はありませんが、最近は、多くの地方公務員の採用試験で、上位の学歴を持つ者が、下位の試験を受けることに制限がかけられるようになってきています。(例えば、大学に入学した者は、中退でも初級試験が受けられないなど) 不況で、公務員の採用試験はどこも高倍率になっています。かなりしっかり勉強しないと、合格ができません。がんばってください。
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