消防士(正確には消防吏員)は、消防の業務を職業としている地方公務員です。市役所の職員と同じです。 消防団員は、普段は本業を持っています。例えば農家の方や自営業の方、サラリーマンの方や学生もいますね。 で、所属している消防団の区域内で火災や災害が起こると、役場や消防本部から出動の命令がでて、仕事中であっても、それをさておいて消防の活動をします。 地域によっては、消防団に消防車があり、それに乗って出動し、消防署の警防隊などと共同して消火活動をしたりします。 消防団員は消防団の活動(消火や災害対応だけでなく、広報業務などもある)をしている間だけ自治体の職員として扱われる「非常勤の特別職地方公務員」になります。 非常勤ですから、月給というものはありません。固定的な報酬は年に数万円あるかどうか。この他に出動や消防団業務をするごとに支給される「出動手当」というのが出ます。 これらの報酬や手当では、とてもじゃないですけど生活費にはなりません。 あくまでも現場活動に伴う制服などの洗濯代や交通費などといった「費用弁償」の意味合いが強いですね。 消防団員は誰もがなれるというものではありません。 だいたいの消防団が18歳以上という年齢制限を設けたりしてますし、日本国籍のない者は入れないといった制限を設けているところもあります。 というのは、消防団員や消防団には、火災の際に他人の土地や建物を破壊したり、立ち入りを制限できる権限があります。 それらを行使するのに、消防関係法令や財産権の話、地域のしきたりなどを知ってないと活動しにくいという理由があるんです。だから年齢制限や国籍条項というのがあるんです。 興味があるなら、近所の消防団の人や、消防署で話を聞いてみてはどうですか?
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