お困りのご様子、心中お察し致します。 ご心配の事と思います。 文面から、過敏性腸症候群(ガス型)と思われますが・・ 薬服用の有無が分かり兼ねますが参考までに・・ 簡単に説明させて頂きます。 ★過敏性腸症候群(ガス型) *原因 ・心的要因からくる腸の動きの低下による悪玉菌の増加になります。 *症状 ・食べた物が腸の中に溜まってしまいガスが発生します。 ・結果、腹痛、下痢、ガス溜まり、おならを発症します。 取り急ぎ代表的な市販薬として・・ *セレキノンS ・過敏性腸症候群専用の市販薬として発売されました。 ・腹痛・下痢に効果があります。 おなら、ガス漏れ、腹鳴の予防薬として・・ ★ビオフェルミン ぽっこり整腸チュアブルa ・2種類の乳酸菌+生薬+ガス消泡剤+ビタミンで腸内ガスを解消します。 市販薬の中で成分的に最も充実していて、水なしでどこでも飲めるので携帯にも大変便利です。 服用されて効果が実感できなかった場合・・ 今まで心療内科を受診された事が無いのでしたら、一度心療内科を受診されてみては如何でしょう。 過敏性腸症候群の原因は心的要因からくるストレスになりますので、心療内科は過敏性腸症候群の治療を行っています。 過敏性腸症候群の人は・・ 外出先・自由に移動できない閉ざされた空間(公共交通機関内・散髪・密閉された職場等)でよく発症します。 そのような状況になった時点で、かなりのストレスがかかっている可能性があります。 心療内科の診療方法を説明させて頂きます。 ★治療方法 *過敏性腸症候群の治療と並行して診察します。 ・原因となっているストレスや不安障害等を改善する治療になります。 ★服薬治療 *抗不安薬(NRI、SSRI・S-RIM)の服用・・・サインバルタ、レクサプロ・セルトラリンが処方されます。 ・ストレス・不安を解消します。 *過敏性腸症候群の治療薬として・・ ・消化管運動機能調節薬・・コロネル、ポリフルが処方されます。 ・ガス消泡剤・・・・・・・ガスコンが処方されます。 ・腸内のガスの塊を破壊します。 一般的に、抗不安薬と過敏性腸症候群薬との併用になります。 心療内科は過敏性腸症候群(原因が心的要因なので)も並行して診療していますので、同時に過敏性腸症候群の薬も処方されます。 過敏性腸症候群で悩んでおられる方々が最終的に心療内科で改善されるケースが結構あります。 参考までに食事療法を紹介させて頂きます。 ★良い食物・・・水溶性食物繊維 ・果物、海藻類、オクラ等、サラサラネバネバした食物 ★悪い食物・・・不溶性食物繊維 ・穀物、豆類、ナッツ類等、ザラザラボソボソした食物 *動物性のタンパク質や乳製品 ・動物性たんぱく質は腸の悪玉菌を増やします。 ・特に、乳製品は、症状を悪化させやすい傾向があります。 ・砂糖類は腸の悪玉菌を増やし、善玉菌を減らしてしまいます。 既に服用済みでしたらご容赦下さい。 以上の様な説明になりますが、何某かの参考になれば幸いです。 一刻も早く症状が改善されますようお祈り致しております。 お大事になさって下さい。
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