解決済み
建設業界の労働環境はなぜ他の業界のように、多少なりとも改善する方向に向かわないのですか?建設業界の末端で働いていますが、この業界のだらしなさ、不誠実さ、あまりの将来性の無さに、他業種に転職をする予定です。 建築業界で録を食んでいる方々はもう重々承知していると思いますが、この業界の問題点を箇条書きで並べていきます。あくまで末端の底辺からの視線なので、ゼネコンにいる方とは見方が違うと思いますが、あちらはあちらで苦労が絶えない仕事だと思います。 ・納期第一主義 納期が絶対。雨が降ろうが槍が降ろうが関係ない。例え予定より早く進んでも工期を短縮するので同じ。遅ければ休日出勤残業で無理やり作る。 ・安全は口だけ 安全対策は口うるさく言うが、その費用や時間はない。そもそも安全帯を着用していてもかけられる場所も限られる上に、現場全体が忙しないので配慮にも限界がある。 時間の余裕がないと安全に作業するのは不可能。 ・怪我と弁当は自分もち 問題だらけの建築業界の中でもっとも恥ずかしい言葉。言葉通り、仕事で怪我をしようが障害者になろうが、全て自己責任。上は責任はとりたくないから、面倒なことは自分で処理しろってこと。現場は危険で安全対策もお座成りだが、しっかり仕事はしろ、でも責任はとらん。 はい、完全に人を舐めています。問題はこれを誇りに思う職人が少なくないこと。 アホかと思うが、そんな奴ほどケガをしてそのまま生活保護コースに流れる。 ・労災隠しのオンパレード 上記の怪我と弁当は自分もちの問題点と重なるが、多少の怪我じゃ申告できないししない。 元受はとにかく労災を使うのを嫌がるので、怪我をしたら下請けの労災か自分で処理するしかない。 無事故無安全の日にちだけが虚しく延びていくだけ。 死人が出たらさすがに無理だけどね。 ・社会保険未加入の会社多すぎ もう会社としての社会的責任を果たす気ナッシング。建築業界をお払い箱になった後に生活保護が大量にでるのはこのため。職人がだらしないってのも当然あるが。 ・日給月給制 常時日雇い人夫状態。休めば給料減るだけなので怪我しても休めない→体壊れる→休めない→最後は生活保護。 ・偽装請負天国 職種にもよるが基本ほとんど偽装請負。一人親方制度を都合よく解釈してたら悪いところだけ現在も残りましたとさ。よって有給もない、ボーナスもない、交通費も出ない、本来元受が負うべき責任も全部自分もち。 ・低賃金で休みは少ない 休日は年間60日ぐらい。人によっては30日ぐらいの人もいるかもしれない。 それに見合う賃金が払われてれば良いが、そうじゃないのは建築業の平均年収を見れば猿でも分かる。 労働時間、労働日数から見れば低賃金なんてもんじゃないかもしれない。 その少ない賃金から交通費、仕事道具を捻出すると、何も残らない。 ・こららの理由から若い人が入ってこない、入ってもすぐ辞める。究極の少子高齢化 これは若者が正しい。こんなだらしない業界にわざわざ貴重な時間を割くべきではない。 社会保険が未整備で、週休2日制など夢のまた夢で、そもそも日給月給制をどうにかしないと実現不可能。それには工期や請け負う値段を上げなければならず、それを改善する気が業界にない。 現在の建築現場には若者は少なく老人ばかり。あとは名目上研修生という名の外国人労働者。 あと十年もしないうちに今の最大のボリュームゾーンである50~60の熟練の職人が脱落していくので、これからの建築業界はもう大した技術を持たない数少ない若手と、僅かばかりの熟練中年職人、3年で国に帰る外国人労働者だけになるよ。誰がそのときの若手に仕事教えんの?漫画じゃないんだから見て覚えるなんてある程度仕事が出来てからの話よ。 職人も職人で今の若いのは甘えていると言うが、しっかり将来を見据えている若者ほどこんな業界には来ないし、来てもすぐ辞めて違う職業に就くのは当然。問題は俺らの側だ。 こんなのが作ったマンション買いたいですか? 他にも幾らでも問題点を挙げれるが、もう疲れたのでこれぐらいで。 この末期的な状況に陥っても未だに業界に危機感が全くない。正確にはあるんだろうけど、今までの悪癖が抜けずにこれからもなんとか思っている。オリンピックが終わるまではこのままでそれから改善するとか言っているが、間違いなく無理。日本の少子高齢化と一緒でダラダラしているうちに詰んじゃった感が半端ない。もう上の方はゼネコン側は自分が退職するまで業界が持てばいいやと逃げ切り体制、職人側は俺が飯が食えれば後はしらない。技術継承?そんな余裕はないし、その分の賃金は貰ってないから嫌。こんな感じ。 建築業界に働く喜びを感じている人は、怒って反論するかもしれないが、これは紛れもない事実ですからどうしようもない。 これらを踏まえて、なぜこの業界は改善できないのか、改善するにはどうしたらいいか回答お願いします
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建設業は、基本 労務費により工賃を決めます。 ですのでかかる時間=売上です。 例えば、4時間かかる作業を時給1000で行ったら4×1000=4000円 上記に材料費を+する。 時給の部分は建設物価を決める分厚い本があり、固定です。 また、工事を請ける会社を決める際に競争入札を行います。 まとめると一番早く仕事ができる会社(一番安い会社)が仕事を請ける という形になります。 このまま、入札した会社が予定通り工事を直営にて行えば 建設物価の時給は確保でき、安全に給料も高く工事ができるのですが ほとんどの会社が下請けへ仕事を丸投げします。(自分の売り上げを確保して) すると下請け会社は、建設物価よりも安い時給となるため、売上を確保するには、 予定より早い時間で工事を行わなければ・・・となっていきます。 結果、元請け受注を行わないと利益がでません。 この仕組みを改善するには、元請けが仕事をするしかないのですが 現状、甘い蜜だけをすすっている状態です。 また、下請けで実際に工事を行っているところが入札すれば元請で直営工事となり 改善するのでしょうが無理でしょう。
まともな人間ならそんな業界に入ってはいかないでしょう! それなりのスキルがあればもっとまともな業界、会社に入れるはず! その会社があなたを無理矢理拉致してそこで働かせているわけではないでしょう。 あなたからその業界に入っていったのでしょう! 不平不満はどこの会社でもあるはず。 不平不満ばかり言うのであれぼ、そんな会社に入らずまともな会社に入ればいい! その程度の人間性だからそんな会社、業界にしか入れないのです! 文句を言う前にもっと良い会社に入れるように努力すべし! だから土方は職業の底辺と言われるのです!!!
こういうことを改善するには職場に労働組合をつくることです。労働組合は二人からつくることができます。 労働組合がなければ会社の一方的な労働条件になってしまい従業員が会社に話あいの申し入れをして会社が拒否しても法的におとがめはありません。 そうなれば、会社がブラック企業になってしまいます。労働組合が機能しなくなったり解散しブラック企業になってしまった例はよくあります。 しかし労働組合をつくると状況は一変します。労働組合をつくると会社と対等に話あいが出来る権利、団体交渉権(憲法28条労働3権)が得られ団体交渉は正当な理由なく拒否できません。拒否したら禁固刑を含む厳しい罰則があります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=wM1yvU6pe_A&sns=em 最近は労働組合をつくるきっかけとして個人加盟労働組合もありますし、労働組合をつくると就業規則より効力の強い労働協約を締結できます。 法規の効力の順番に憲法>法令>労働協約>就業規則>労働契約>業務命令になります。参考にこちらをご覧くださいhttp://www.youtube.com/watch?v=qYkSA_d32PI&sns=em 労働組合をつくることにより会社から妨害行為や団体交渉がこじれたりしても労働委員会という機関に不当労働行為の救済申し立てができます。http://www.youtube.com/watch?v=KyyZrYLYuvk&sns=em 詳しくはネットで労働相談ホットラインと検索しフリーダイアルで電話相談してみてください。 労働組合なき職場は働くものは救われることはありません ブラック企業をなくすには労働者は泣き寝入りせず労働法を学んで正しくキレる!
きれい事で、施主が納得する工事費にならないからだ。 もし、労基法を100%守らせたら、チンタラ工事で今の工事費が倍以上になり、マンションなども高額になる。 入居日など約束出来なくなって困るのは、施主か、工事屋か、購入者の誰になる。
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