女性である私が企業で「出世」したいと思うことは間違っているでしょうか？

Question

女性である私が企業で「出世」したいと思うことは間違っているでしょうか？　私は昨年4月1日付けで新卒で総合職で採用された者です。昨年4月から今年の2月まで現場研修を積み、今は地方の支社で管理部門の仕事をしています。と言ってもまだ任せられる仕事は補助的なものばかりです。先日、親会社から出向してきているシニア雇用の女性（61歳）に「私は将来的には管理職になりたい。私は結婚もしない覚悟で会社と心中するくらいのつもりで仕事に専念したい。」と言いました。すると彼女は「今のあなたは男性に負けている。○○さん（私の上司）のように何を聞かれても答えられて仕事ができるような人間になれると思っているのか？それだけのことを言うということはあなたが自分はそれだけの仕事の能力があると自信をもっているからでしょ？」と答えました。私は今の段階で上司のように仕事ができるとは当然思っていません。なにせその上司は私よりも22歳も年上で私よりも遥かに経験も知識もあります。私のような新入社員同然の者が太刀打ちできるような相手ではありません。それは「男性」だからとか「女性」だからというよりも単に能力、経験、知識の差だと私は考えるのです。まだ入社して2年目の若輩がこんな事を言ったから彼女に叩かれたのだと私は勝手に解釈しています。彼女は61歳で私とは生きてきた時代も違うから女性は結婚して寿退社するのが当たり前だと思っているようです。
　私は中堅の私立大学に在籍していましたが卒業式の総代は女性ばかりでした。優秀な女性が学生時代には多くても社会に出ると結婚・出産といった女性固有の問題を抱えるので企業では長く勤められないのだと感じます。今の日本社会で男性と対等に渡り合おうと思うなら結婚は諦めて会社と心中するくらいの覚悟で日々資格取得や自己啓発などをして研鑚して行かねばならないと考えています。
　私の考えていることは世間知らずの無謀なことなのでしょうか？出世というか会社で認められるにはどうすれば良いのでしょうか？教えて下さい。

Answer 1

「管理職になりたい」というのを「経営層で会社を動かしていきたい」と解釈するとすれば、良い目標だと思います。志が高いのはすばらしいことです。

ただ、自分のがんばりの結果をキチンと評価されるのは学生の間だけかもしれません。
「点数・順位」という明確な基準がありましたから。
社会にでて他人の評価を自分の評価に当てはめるのは、辛いことも多いかも知れません。
資格取得や学会に論文を発表することははカタチに見えるので評価されやすいですが、「仕事とは別」と思われることも多いです。

出世に必要なのは、「個の力」を鍛えること、「ネットワーク」を大切にすること、だと私は考えます。この二つの力を強化するためには、「他人の話を謙虚に聞く」ことが最も大切だと思います。
たとえ自分の気に入らない話であったとしても、「なるほど、そういうこともあるんですね」と一旦飲み込む度量が必要だと思います。そうすることで、自分の考えの弱点を整理すること、気に入らない話をしてきた人とのネットワークを維持すること、が出来ます。

叩いてきた61歳さんの言葉から何か学ぶことはないか？考えてみることが大切でしょう。
・22歳年上の上司とくらべられた⇒この上司の年齢になる前にコレだけの仕事ができるようになるという目標ができた
・この年代は寿退社が当たり前だと思っている⇒異なる考えを若輩者が堂々と主張して気分を害してしまったかもしれない、これからは気をつけよう。
転んでも小石一つでもつかんで立ち上がる根性も必要です。
61歳さんが、私の出世の力となってくれるためのアプローチはどのような方法か？

こういったことを考えていけるほうが出世の近道かも。
企業は人、管理職は人を使うエキスパートですから、人間観察や対人間アプローチのための自分の魅力開発、をこころがければ、男女に関係なく良い仕事ができると思います。

Answer 2

間違ってなんていません。
一つ覚えていて欲しいのは、女が仕事で認められるには、
男と同じだけできてもだめです。
２倍やって同等です。

私は今、５１才、部長職です。
私の大学の同期はみんな管理職です。
世界にはばたく企業で管理職をしている友だちもいます。
そしてみんな子供を産んでいます。

職種が違うので、総合職に対するアドバイスはできないかもしれませんが、
私は技術職でした。
技術で勝負する分には、デジタルに評価できますからね。

私も新入社員の時は、けっこう空回りしました。
仕事ができるようになりたいと背伸びして、敵も作りました。

チャンスが来たはの、社会人３年目。
いつものように先輩に食ってかかっていました。
なんで、こういう機能がないのですか？
これじゃ役に立たないでしょう。
先輩は怒って言いました。やれるものならやってみろ！
千載一遇のチャンスです。
震えながらやりました。
不思議な物で、本当に仕事が出来て余裕のある男は
助言をくれました。こうすればいいんじゃないのと。
それを成し遂げてからは他人の評価も、自分の自信も変わりました。

仕事ができるようになるには、
まず、メンターを見付ける事。
また、顧客から指名されて仕事がくるように信頼を勝ち取る事です。

それから女の言う事は信頼しないし、群れない事。
女は出世する女の足をひっぱろうとします。
私も産休明けで出社したらロッカーがなくなっていました。
「あら、辞めたんじゃないの？」とか言われ。
事務の子が入れてくれたコーヒーの底には蜘蛛が沈んでいたし。
仲良し倶楽部を作りたいとは思わない事です。

Answer 3

女性でも男性でも、出世を望んで悪いということはありません。
世間には、自己の能力を過信して、能力以上に出世している人も見かけますが、このような場合は自分を含めて周囲の人を不幸にします。
自己分析を冷静に行い、自分に見合ったポストまで努力して出世してください。

Answer 4

女性でも仕事ができる人はいます。
毎日夜遅くまで男性社員と同じように泥臭く頑張ってます。

かくも置かれた状況に不満を述べる人間は、女性でも男性であろうと出世なんかしません。
あなたは日本という豊かな環境で育ち、恵まれた状況にいます。
アフリカの貧困国の子供たちは選択肢すらありません。生まれながらや、事故などでハンデを背負った人たちは、不満を言ってても始らず、何かを乗り越えなければなりません。
今あなたが置かれている状況は、先人達が努力して築き上げた土台の上に成り立ってます。
完璧な状況なんてありません。逆に男性はどのような状況でも働きぬかなければならないのですよ。
簡単に不満を言う前に、解決方法を考えて努力してみては。