ご高齢の方々は、自分が職業人だった頃に「働き方改革」があれば良かった、と思われますか？

Question

ご高齢の方々は、自分が職業人だった頃に「働き方改革」があれば良かった、と思われますか？主に、俸給生活者で、現在ではそれ故に残業の抑制などが実施される企業・官庁や業種を対象にします。時代は高度成長期以降の安定した時代を想定します（流石に戦時下や終戦直後では無理でしょう。その時代に職業人だった方も、まだご健在でしょうから）また、特に男性の方に伺います（当時女性の方で30代以降にフルタイムに働く方は少なかったようですから）

今日のように「働き方改革」が喧伝され、それに伴い、ある量以上の残業が抑制される例も多いようです。
（故に２４時間ぶっ通しの仕事や、ほとんど休業日無など、許されない例も多いようです）
また、往年では、電車やバスの運休時や、台風など、つまり出勤・退勤が困難な場合でも、出勤が強く求められた例が多いようですが、近年では、そうした場合は、自宅待機が少なくとも許容される（しばしば推奨される）例が多いようです。
価値観の変化や、近年での台風等の自然災害の激甚化等が主因とされますが。

そこで伺いたいのですが、それ以前に職業人だった世代の方々（それを享受する前にフルタイムの職業人を終えた方々）は、後年の後輩達のこの境遇の変化をどう思うのか、です。

もし、あの頃、残業規制が存在していたら、体を壊すほど働くこともなくてよかったのに、とか、羨ましいとお思いになりますか？
それとも、そういう習慣・制度があったら、当時は仕事にならなかった、残業規制があの頃あったら困っただろうなど、マイナスに思いますか？

あるいは、あの頃、出勤困難な場合は自宅待機が推奨されたらと、お思いになった事はありますか？

もしあの頃働き方改革が実行されていたら、奥さんやお子さんともっと関われ、育児など子育てにも関与できて良かったのに、とお思いになりますか？
それとも、当時は家事や育児は奥さんが独占していたから、男である私は、当時残業規制などがあったら、暇を持て余して困ったろう、とお思いになりますか？

また、この価値観の形成は、2000年代末頃から形成され、2010年代末に確立したようです。
もし、これがもっと前だったら、とお思いになった事はありますか？

表題にも挙げましたように、流石に高度成長期より前の時代の実施は想定できません。当時は休暇・休業する余裕もなく死力を尽くして働いてなんぼ、の境遇も多かったと思います（それが全てではないとも思われますが）

もし、高度成長期末期、つまり1970年頃に働き方改革が行われていたら、とかお思いになりますか？
当時は、公害や交通事故の多発とともに、後年に通じる、過労問題が顕在化していた（あるいは、それを問題として顧みる余裕ができた）時代だったようです。
その直後の第一次オイルショックを機に働き方改革が行われていたら、でもいいです。
この2つの時期なら、今の60代の方でも職業人のほとんどの時期を、極度の過労に悩むことなく過ごせたはずです。
もっと後のバブル期でも、バブル崩壊直後でもいいです。
そういうご回答とか、お待ちしています。

長年、高齢者の現役時代の労苦は、この比ではない例が言われてきました。
近年では、後期高齢者であっても、人生のほとんど（下手すると全期間）が平時になり、故に労苦がこの種の問題にとどまる例も少なくないのです。

それ以上に、後期高齢者すら、少なくとも70代後半～80代前半については、職業人だった時の境遇が俸給生活者だった人が相当数に達した時代だから、お聞きできることです。
元は、農家や個人経営の商店など、自営業者が、多かったでしょうから。

Answer 1

どうでしょう？
80年代にバブル景気へ流れ、
90年代にはＭ＆Ａと、
会社は大きくなって行きまして、
そんな中での働き方改革ってどうなんだろう？って思います。

今でも夢に出る辛い経験から、
「有ったら良かったのに」と思う一方で、
当時の常識→昇進欲ってのが有って、
それがまあ拮抗しただろう気がしますが。

Answer 2

今現在でも、庶民に働き方を改革せよと命じる省庁内でさえバカみたいな長時間労働が残っております。
私の妻も数十年間サービス残業をし続けています。
働き方が変わったと実感したことは一度もありません。