解決済み
機械系メーカーの設計職ってキツいのでしょうか?私は工学部機械工学科に通う大学生です。元々化学が好きで、化学系の学科に進もうとしていたのですが、就職できる会社が多いというありがちな理由で機械工学科を選択してしまいました。いざ入学してみると、とにかく毎日力学と数学に励み続ける日々…とても辛いです。 機械工学科は就職が良い、とよく言われますが、それは飽くまでも世の中にメーカーの機械に関わる技術職に限った話ですよね。花形ですと設計職になるかと思いますが、設計職というのもやはり力学や数学の知識を根っことして、微分積分などを自分の頭で考えながら解いたりしていかないとならないのでしょうか? 就職してから何十年間も、今以上の地獄の苦しみが待っているのだと考えると、鬱病になりそうです。 ましてや男性ばかりの世界で、出会いも無くモチベーションも上がらなさそう…。 メーカーの設計職というのはやはり、力学や数学をひたすら解かされ、研究活動で色々と自分で考えながら新しいことを進めていかなくてはならないといった大学生活よりも遥かに、大変なものなのでしょうか?
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機械の設計で、真面目に微積分を駆使出来なければ話にならない分野がある。 それはエンジンの設計。軸流は知らないが、私の言うのはレシプロの話。 (多分、軸流の方がもっと多用するだろう。) 現在は全部コンピュータが計算してくれるが(実は30年前もそうだったが)、自分で微分方程式を解ける力が無いと、投入するパラメータを決められない。だから、常微分方程式なら、変数分離形か級数展開か、ラプラス変換か、数値解析か、何としてでも解ける力が必要だ。 但し、解けると言っても、特異点がどの辺にあるか、その前後は上に凸か下に凸か、発散するのか収束するのか、などをつかめればそれで良い。 で、他の方もお書きの様に(思わず、いいね!を押した)、自分の設計したものが世の中で役立っている姿を見る事が出来るのは、エンジニアの至上の喜びだ。 私が必死で補器類を設計した或る原付、初めてのバイクがその機種で、そこからバイク人生が始まったと言う人に会ったことがある。嬉しかったよ。 オーストラリアはゴールドコーストの街中で、私が吸気系を設計しキャブセッティングまで担当した機種、若者が颯爽と乗り付けて駐車し、ヘルメットを持って立ち去った。その頃は既に専門学校の教員だったが、引率で一緒に居た学生が、自分の設計したものに遠く離れた南半球で出会えるなんて設計者冥利に尽きるね先生!と言ってくれた。 機械設計者人生の最後近くになって関わった或る鉄道車輌、撮影会で撮り鉄連中が群がって撮影していた。後日、ネットにアップされ、格好いいとの感想を記したものがあった。これも嬉しい話だ。 何も存在しないのに、紙の上に1本の線を引き始め(今ならCADで線を引き)、現物にしていく、これほど楽しい仕事は無い。
なるほど:1
>力学や数学をひたすら解かされ 出て来ません、 「会社で使うのは高校迄の物理、中学迄の算数」会社の先輩の言葉です。 機械科卒で電子回路設計は幾らでもいます。 大学の専攻なんぞ気にする会社はありません。
なるほど:1
オレはそれをン十年やってるが、 >とにかく毎日力学と数学に励み続ける日々…とても 楽しいよ。 キミがつまらないと感じる理由は、課題をやらされているからだ。 現実でも案件は与えられるものだが、今までになかったアイデアを生み出し、世の中になかったものを図面一つで具現化できる。 いわば、神にも等しい仕事なのだ。 計算はその過程に過ぎないわけで、必要だからやっている。 イメージしてみたまえ。 例えばキミの設計した機械で作った製品が、日本中のみんなの家庭やポケットの中に入ってるんだと。 少なくともオレの時は、日本中どころか世界中の何百万台にってスケールだった時もある。 まあ、守秘義務があるから他人には言わないけどね、自己満足。
なるほど:3
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