～消防士さんへ～ 階級のことです。 Aさんは、定年まで現場に居たいと思い試験を受けずにいることはできますか？ そう…

Question

～消防士さんへ～
階級のことです。
Aさんは、定年まで現場に居たいと思い試験を受けずにいることはできますか？
そうなると同期の人と階級が違うとお給料も減るのでしょうか？

～自分～私は今、高校生なんですが、消防士になりたいと中学生のころから思っていました。
でも勉強もできないし・・特に数学とかがやばい感じです。
このままだと、公務員試験で落ちますよね？
体力は、中学の頃運動系の部活に入っていましたが、高校に入ってからは運動しない
部活に入ったので、体力がかなり落ちています、でも体力は、これから走りこみなどやれば大丈夫
でしょうか？

これは、かなり失礼なことと思いますが
近くの消防署の前を通った時、消防士の皆さんが走っていました、手には
ダンベルみたいなのを持っていましたでも、その中に頭がはげたおじさん？もいました。
この人は、現場にずっと居たい系の消防士さんですか？

～階級をあげる試験のこと～
この試験では、何をやっているのですか？

お願いします。

補足

Aさんではわかりにくいですね、では実際には居ないと思う人の名前で
山田太郎之介さんは現場にずっと出ていたいから、
で、よろしいでしょうか？

Answer 1

東京にある消防に勤めてる者です。階級が上がれば役職も上がります。一定以上の階級になると現場には出ず、事務的な仕事が中心となります。給料は階級とともに上がるので、同期で同い年でも給料に差が出ます。現場に出続けたいから昇任試験を受けない（あるいは、わざと落ちる）人もたくさんいますよ。逆に昇任したいけど試験に受からない人もいます。あなたが見かけた頭がはげたおじさんがどちらなのかは分かりません。
あと、他の解答者さんも言うとおり、階級を上げないからといって現場に出られるとは限りません。消防本部、消防署には事務的な仕事をする部署もたくさんあり、異動辞令一つで現場から事務部門あるいは事務部門から現場に動かなきゃいけない時があります。本人の希望も多少は考慮してくれますが、希望どおりにいかないことも多いです。これは消防に限らずどんな会社でも同じだと思いますが。
昇任試験の内容は消防に関する知識、法律、論文、面接などです。
採用試験に関しては地道に努力するしかないと思います。公務員試験対策用の参考書や問題集、中学・高校の教科書を活用してコツコツ勉強するのが一番近道だと思います。体力は採用試験でも入ってからも必要になるので、空いた時間を見つけて走り込みや筋力トレーニングをしましょう。ただ、消防士と言うとスーパーマッチョなイメージがあるかも知れませんが、いわゆる「普通の人」がほとんどです。標準よりやや高い体力があれば十分なので、無理してケガしない程度にしましょう。

Answer 2

消防職員です。５３歳管理職。関東の中堅都市の単独消防のいわゆる「窓際族」です。

消防は市町村長等が管理する組織であり，消防により運営内容が多少異なりますので，私が所属する消防のことしかわかりませんので，参考として聞いてください。

①「Ａさんは，・・・」の「Ａさん」の意味がわかりませんので，この部分は通過します。

②定年まで現場にいたいので「昇任」試験をうけないでいられるか？
昇任試験を受けないで定年までいることは，規則上は可能です。
昇任試験を受験するのは義務ではありません。
ただし，受けないで階級が「消防士」のままだからといって，現場に留まるとは限りません。
階級と職場（現場か本部か）は関係ありません。

③同期の人と給料が違うのか？
学校で教えてくれることが全て正しいのではありません。
例えば学校では「みんな平等に」「実力主義」とか「お金お金というのはいけないこと」と習いますが，社会では「競争で雲泥の差」があり，「実力と地位は無関係」であり，「お金を稼げることは重要なこと」です。
一生「消防士」という低い地位で，年齢に応じた責任を持たないのに，給料は「部長」と同じということはありません。
公務員でも給料は違います。

④公務員試験に落ちる？
私の所属消防における「採用試験」に「数学」はありません。
「国語」と「社会（政治経済系）」はどこでも必須だと思います。
レベルは高校生レベルで十分ですが，東京消防庁等有名消防は違いますし，競争率が高ければ，合格点数も高くなります。

⑤体力
私は高校時代に「演劇部」「鉄道倶楽部」「生徒会」と体育会に無関係でしたし，大学時代は学費稼ぎで精いっぱいでしたので体力はダメでしたね。
みなさんあまり言わないのですが，まずはペーパーで断トツの点数を出せば，体力はびりでない限り大丈夫だと思います。
消防といっても必ずしも現場オンリーの職員をほしいわけではありません。建築基準法に強い職員も必要なのですから。

⑥失礼ですが・・・
定年寸前まで現場でという人も多数存在します。
しかし本人の意思によるものではありません。社会はそんなに甘くありません。

ここは文字数に限りがあります。
疑問があれば，私も小さなサイトを運営していますので，ご利用ください。

http://www.geocities.jp/syosainoyume/