WEBデザイナーです。 営業と、作業スタッフと、経理との間で板挟みになっています。 営業から、もっとMTに出て欲…

Question

WEBデザイナーです。
営業と、作業スタッフと、経理との間で板挟みになっています。

営業から、もっとMTに出て欲しい、もっと顧客とやりとりをして欲しいと言われています。理由は「顧客を理解すればクオリティが上がるから（←これは理解できる）」と、
「顧客と接することで思い入れができ、顧客のためにがんばろうと思えるから」だそうです。
（制作の事あまり分かっていない、説明するのがめんどくさい、という理由だけのような気もしますが）

悩みは、顧客対応をしていると、実務をする時間が捻出できないことです。
極力自分の作業を減らすようにしていますが、コーダーや外注に作業を振る作業指示にも時間がかかり、あまり時短にはなっていません、むしろ自分で作業をしたいくらいです。

それと、作業スタッフや外注が、細かく指示を出さないと、動いてくれなくて困っています。
「察して対処する」ようなことが出来ず、100％指示を出さないと、作業モレやミスが多くて困っています。そこそこキャリアもあるはずなのに、細かく指示ださないとダメなのか、と疲れます。
ちなみに、顧客MTに参加させたこともあったのですが、本人希望でMTには参加したくないという人たちばかりで、無理強いはしてません。

それと、経理から、もっと原価を下げて欲しい（外注費を減らして欲しい）＆残業代を減らして欲しいと常に言われています。
それを気にするあまり、難易度が高い案件を、部下に振ることや外注に振ることを躊躇してしまっています。

で、結局、顧客MTにかける時間、作業指示にかける時間、振れない作業を自分で対応する時間と、どれも削ることが出来ずにいます。

どこから手を付けるべきでしょうか？

Answer 1

まず、貴方はもうデザイナーでは無いという事を認識するのが最初ですね。

名刺の肩書きがどうであろうと、やっている事はWebディレクターです。ディレクターは決して自分で作業をしてはいけません。自分でやった方が早くて良い物が出来るのは分かっています。しかし1人で出来るのは一件の仕事を100点でこなす事です。今の貴方の仕事は10件の仕事を70点でこなす事です。これで実務時間が無いという悩みは解決しました。(実務する必要が無いので)

さてディレクターを自認出来たら、次はスタッフのレベルアップですね。顧客ミーティングに出たくないなどという甘えは許してはいけません。仕事なのですから。スタッフを育てるのも貴方の仕事です。修正指示を出す時はしっかり理由を伝えましょう。協力会社に関しては、使えない会社は切捨てて良い会社を新規開拓しましょう。

営業からの要望に対しては是々非々でシッカリ対応する必要があります。まず人件費と残業代については決して譲歩しない事。Web制作のコストはほぼ人件費で、必要な物を削る事は出来ません。ただし、上質な納品物を望まない顧客向けに安価なメニューを用意する努力は必要です。デザインを安価なテンプレートから選ばせたり、SEO対策無しのコーディング料金を用意したり、画像貼り付けでページ作成する安価なコースを設けるなどです。