大学講師になるには。

Question

大学講師になるには。大学２つ出て音楽と心理学(教育系)を勉強しようと思ってます。その後、大学院に進み博士課程を修了しようとも思ってます。
大学に病気と浪人を理由に進学したのが遅かったので恐らく全て卒業する頃には30歳超えると思われます
この世界では実績は勿論コネクションも大事と思われますので進学した大学では、ちゃんと先生方と仲良くしようと思います(別に媚を売りまくるという意味でなく、常に人柄良くしていようという意味で)

と、こんな感じに考えているのですが、年齢も年齢ですし遅いのでしょうか？研究分野に年齢は関係無い？
民間より公的な機関で働きたいし、この分野が好きです。それでも難しいのでしょうか？
別に金持ちにならなくても良いけど食いっぱぐれしない程度には稼ぎたいです・・・・・。

Answer 1

年齢は、そんなに気にしなくて良いと思いますよ。

出身大学で、講師になりたいなら、それは、在学中から研究室の教授の、
助手を務めるような勢いで、貢献した方が良いと思います。
仲良く、というより、いつでも、手伝います！ ぐらいの感じで。

ただ、コネクションがなくとも、「大学講師募集」は、大学生の就活と同じで、
時期になると、大学のＨＰに、募集が掲載されます。
よく見て、自分が可能な範囲内で、応募すれば良いと思います。

提出するのは、やはり履歴書と、経歴書と、研究業績、推薦状（あれば）ですね。
やはり、ニーズの高い授業を引き受けてくれる人や、こまめに働く人が良さそうです。
留学経験や、共同著書などあれば、アピールできますね。

非常勤から、常勤、助手、准教授、教授と、進むには、やはり、
採用された学部での、雑用の貢献が必要なように見えます。

教授の発表の手伝いやら、大学生の短期留学の引率やら、学祭の面倒見など、
案外、新米講師は、依頼されます。
それをクリアして、研究発表もして、論文も載せて、努力すれば叶うかも。

お給料は、正規採用にならないと、それほどでもありません。
食いっぱぐれにはならないでしょうけれど、職を継続できるかどうかが、ネックです。

大学も、学部編成を変えたりしますよね。
無くなる学部の先生は仕事がへり、新設される学部を教えられる人は重宝されます。
今後の先をみすえた、研究・実績が貴方の助けになるかと思います。

心理学は、大変ニーズが高いですが、一度その世界の先生に師事したら、
その「学会」に入らなければならない雰囲気がありますので、よく考えて下さい。
「学会」の派閥、のようなものです。

気遣いが大変な世界のようですので、ご自愛とご検討、お祈りします。