医薬品製造業 品質管理職に就いています。 品質管理における、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)は、どこを目標にすると良い…

Question

医薬品製造業 品質管理職に就いています。
品質管理における、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)は、どこを目標にすると良いのでしょうか？
利益をもたらすための5Sとして、社内で展開しております。
製造部署なら、利益を生み出すので、非常にわかりやすく、成果も出しやすいのですが、品質管理は利益を生むことはないので…。
落とし所に悩んでおります。
ご意見、アドバイスお願いします。

Answer 1

品質管理部署って横串、
全社共有（重要なユーティリティ）部署である事を利用してはどうでしょう？

すなわち、「利益を生み出さない」「利益から遠い」と考えない事です。
これまでは確かにコストプッシュ要因だと揶揄され、煙たがれた部署ですが、
「戦う品管」として積極的に生産活動に食い込んでいく。
手間の掛かる品質管理こそ、結果、不良品等、手戻りのない効率的な生産に繋がる。
現場に意識を植え付けましょう。

具体的には、JIS検査や社内検査の遵守状況チェック、容易なトレーサビリティを担保する
サンプルの維持管理、そしてもっと大事なデータの管理（場合によっては追跡を抜き打ちでチェック）、
横串部署ならではの機動性を発揮して、どんどん業務の棚卸しをしてみましょう。
必ず成果が出るはずです、今もこれからも（永続的に）。

当然、自部署も「対象に加えて」下さいね。

私は医療関係ではないので極めて一般的な事しか言えませんが、お耳に入れて戴ければ幸甚です。

Answer 2

本来なら5Sを推進するのが品質管理の仕事なので、自分たちでってのはあまりないはずなんですけどね。

ひねり出すなら・・品質管理の仕事は膨大なデータを扱うと思います。医薬だととんでもない量のデータが集まりますよね。
恐らくはデータベースを構築していると思いますが、それらデータの5Sを進めると検索性が向上してデータを探す時間が短くなるんじゃないでしょうか。
次にやるべきは机の上でしょうか。5Sがなっていない職場では未処理案件の放置が起きやすいです。1回起こすと機会損失やらなんやらで結構なコストになりますので、この辺を改めるってのもいいかもしれません。