臨床検査技師の仕事で 病理医ができない仕事（担当分野でない）は何かありますか？

Question

臨床検査技師の仕事で
病理医ができない仕事（担当分野でない）は何かありますか？

Answer 1

・原理的・法律的にはありません。
基本的に診療においては看護師・臨床検査技師・放射線技師などはあくまでも、医師が行わなくても大丈夫なような医療行為（相対的医行為と呼ばれます）を医師の指示のもとで行うことが許されている補助職種に過ぎません。
ですから、医師が行なっていけなくって、看護師・臨床検査技師・放射線技師だけが許される行為というものは原理的・法律的は存在しません。

・実際的には雑多な雑務の多くは病理医にはできないものも多いと思います
医師は手を動かすことよりも”判断をすること”が一番メインの仕事ですので判断よりも手を動かすこと自体がメインのしごとは医師よりも看護師・技師さんの方が上手で有ることはおおいです。
医師が看護師よりもおむつ交換が下手なように、その専門職種の方が上手ということは幾つもあります。
たとえば、パラフィン切片を作るなどは、病理医などは研修・訓練としてはひと通りやるようですが、やはり技師さんの方が綺麗な切片を仕上げることができる場合が多いようです。

Answer 2

ないです。
そもそも根本的に、コメディカルは医師の負担を軽減するため、医師の仕事分野を細分化しましょうって言ってでてきたもの。

だたその都合で、病理系ならパラフィン包埋・薄切・染色は技師の仕事ですね。（医師がやってるのはあまり見ません）