解決済み
高卒公務員のメリット、デメリットを教えてください。また、試験を受けるにあたって今のうちに頑張っていた方が良いことなど教えて下さると嬉しいです。
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企業で面接官や応募書類論作文のチェックなど、採用活動に関与ている者です。 その経験を生かして高卒公務員試験の面接や討論、作文をサポートしたことがあります。 それらの経験から思うのは次の様なことです。 メリット 1 筆記試験が簡単 2 学歴に関係なく昇進できる団体では、生涯収入が大卒とさほど変わらないので、大学の学費を必要としない分だけコスパが高い 3 早く働き始めるので、一人前になる年齢が早い ディメリット 1 最若年層として素直さが期待されるので、人物試験(面接や討論)での能力アピールが強いと評価を下げる可能性があり、対策が施しにくい 2 採用枠が少ないので倍率が高くなりやすい 3 学歴によって昇進に影響がある団体では、大卒に比べて生涯収入が低くなる上に、いつまでも下働きで精神的に辛い 4 転職したくても高卒なので良い仕事に巡り会い難い 5 高卒での就職なのでバカにされやすい 「今のうちにやっておくべきこと」ですが、質問者さんが何年生かわからないので何とも言い難いです。 ただ、筆記試験に受かってからが「本当の勝負」なので、広い意味での面接対策を、早期からしっかりと進めておくべきだと思います。 面接対策と言うと「何を言うか」を先に考えてしまいがちです。 しかし面接官は「応募者が格好の良いことを言ってくる」ことを知っているので、その裏付けを欲して詳細を聞き出そうと質問を重ねてきます。 ですから、面接の準備で最も大切なのは、質問者さん自身の経験や、経験から得た思いを「公務員の好む視点で」分析・整理して、それを基に自分のアピールポイントを明確化し、どのような聞き出し方をされても「矛盾無く」、なおかつ「感じ良く」回答することです。 もしも材料となる経験や思いが不足しているならば、少しでも多くそれらを獲得できるように生活してください。 なお個人的には、高校生として一番アピール力がある経験は、部活を一年生春から三年生春まで続けることだと思いますから、もしも部活に入っているならばうまく活用してください。 また、分析・整理の視点も、漫然と生活していては身につきませんから、意識して生活してみてください。 この分析・整理の作業は、高校三年生の4月くらいまでには、骨格となる部分ぐらいは終えておくべきです。 と言うのは、4月下旬から応募書類を書き始めますが、この中に自己PRや志望動機を書く欄があったときに、面接でアピールしたい内容を意識して記載できれば、面接の質問を有利に誘導できる可能性が出てくるからです。 また、面接は結局のところ「一緒に働きたい人を選ぶ場」ですから、笑顔をはじめとする表情、姿勢、所作振る舞い、正しくも堅苦しくない口調、清潔感のある身だしなみなど、日頃から好まれるキャラクターを確立できるように留意して過ごしましょう。 最後に、公務員試験の合否には学校の成績は影響しないこととなっています。 形式的にはそのとおりですが、学生の本分は勉強ですから、成績が悪い人は「つらい仕事に耐え、努力を重ねて長年勤務してくれる人」とは評価してもらえない可能性が高いです。 なので、オール5である必要はありませんが、オール4程度の成績を維持しておくべきですし、可能ならば資格や検定も挑戦しておくと良いように思います。 頑張ってください。 ※当初の投稿では下書き部分も投稿してしまったため、一度修正しています。失礼しました。
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