医者、医学生に質問です、お願いします。

Question

医者、医学生に質問です、お願いします。医者は仁術なり、といいますが、最も接客能力や接待能力が必要ではなく、医療訴訟などトラブルが少ない医者は何科医ですか？
個人的には眼科は機械に任せっぱなしの部分が多く視力検査と目薬など、最も地味で保守的で堅実かな、と察するのですが。
実際はどうでしょうか。麻酔科、精神科、心療内科は別枠。外科は論外として、内科、脳神経外科、整形外科、客商売、人気商売で、患者相手に必死なイメージで暑苦しく、かなりキツそうに見えます…。耳鼻科、泌尿器科などの勤務医も堅実だろうかなと考えます。
堅実、保守的、安定、マイペースを守れる、そんなタイプは何科のイメージですか？

Answer 1

臨床をする以上、人間を相手にするわけですから接客能力がないと厳しいです。それと同じくらい大事なのは他のスタッフとのコミュニケーション能力です。また、訴訟の可能性は大小あれどこでもあります。たしかに外科系（婦人科含む）や救急が多いのは確かですが。
そこでもっともリスクが少ない科となると患者を相手にしない科です。
病理・解剖などの基礎系と、保健所や製薬会社勤務などがオススメです。

Answer 2

接客能力というよりはコミニュケーション能力です。医療はサービス業ではありませんから。

訴訟は大半は医師の怠慢がどこかにあるために起こるんです。誠意を最後まで持って接すればほとんどありません。私の父はいまだにトラブルゼロですよ。

相手の話をよく聞くこと、たとえ間違っていても上から目線で注意しないこと、そういう考えもありますけどこちらの方がより良いですよとやんわり諭すことなどが患者さんとのコミニュケーション能力となります。

医師は医学部生の時代はそれほどきつくありません、何科に行くにしてもそれなりの苦労はあります。
耳鼻科や泌尿器科はほとんど外科そのものですよ、大学病院の耳鼻科外来は刺身のつまみたいなものです。メインは手術なんです。泌尿器科の手術も難儀なところがありますよ。

堅実なら内科でしょうね。でも、総合的に医学の知識がありある程度の実戦も出来る医師が必要とされます。

マイペースだけなら皮膚科、眼科でしょう。でも、開業すると診療報酬が極端に安いためかなり経済面で苦労しますし、眼科は非常に高額な機械を購入しなくては開業も出来ませんから採算ベースに乗るために苦労するといいますよ。

結局、総合するとプラスマイナスゼロになるんです。

医師にとって最も必要な能力はコミニュケーション能力です、これは専門用語で「ムンテラ」とも言いますけどこの善し悪しが患者さんや家族との関係も左右し、信頼を勝ち取ることも出来るわけです。
いくら技術が上手くてもムンテラが下手では苦労しますね。