勤務されている司法書士の方達に質問です。 司法書士について色々、調べているのですが情報の中に「１０日で解雇された」とか…

Question

勤務されている司法書士の方達に質問です。
司法書士について色々、調べているのですが情報の中に「１０日で解雇された」とか「性格があわない」といった理由で解雇されているケースが散見されました。特に仕事自体が割り振られなかったり、細かいミスを何度かしてしまった結果クビになったというのが理由が目立ちます。
要は仕事ができず、即戦力にならないからクビになったのが実情と思われるのですが、司法書士試験に合格された方達は研修を受け実務を学ぶと聞いております。
研修を受けて実務の経験をある程度は積んだはずなのに10日でクビになる人が出てくるのは何故なのでしょうか？
事務所側が研修をしっかり行わずに新人を仕事を任せない状況であるか、もしくは司法書士会の研修自体が役に立つ内容ではない可能性が考えられるのですが？
恐れ入りますがご教授をお願いします。

※注意書き
・司法書士の事務所に勤務されていない第三者が回答するのは止めて頂くようお願いします。

・司法書士の方であれば勤務・独立・有資格者であるが勤務されていない方であっても回答をして頂ければと思います。

Answer 1

先ほども回答した者です。

合格者ですが、司法書士の仕事はしていません。

まず、研修の話をしておくと、ちょっとこれだけでは実務に対応できないかなと思いました。
実務をやるにはこういう事もあるから、こういうことも勉強した方が良いよというアドバイスを貰える程度で、具体的な事には詳しく立ち入りません。
そもそも、研修のテキストが実際に見たことが無いなら想像がつかないかもしれませんが、オートマ全巻と同じぐらいの厚さがあります。この内容を、２～３週間で全部やるのは無理でしょうし、オートマと違って、研修のテキストは難解なのです。
しかしながら、公的な研修だけで即独立して実務を始めている方も、一部には存在しています。
義務付けられている研修は２～３週間ですが、地域（司法書士会）によっては＋αの研修をしてくれるところもあり、そういうものを受ければ実務に対応できるのかもしれません。また、雇う方も即戦力になるとは期待しておらず、ある程度は仕事を教える予定で雇うと思います。

クビになる理由はおっしゃっている通りです。

ただし、クビになるケースはごく稀で、年に指折り数える程度の人数だと思います。事務所を早期に辞める人はいますが、ブラック事務所だったので辞めたとか、人間関係で辞めたという人が多いです。ほとんどの場合は、上手くいっています。

クビになる理由として、よくありそうなのは、司法書士の研修では社会人としてのビジネスマナーやコミュニケーションの仕方等は教えてくれません。例えば、工場で単純作業に従事している人のように、こういうことが苦手でも問題が表面化しにくい仕事をしている人がいます。その他、発達障害等の問題を抱えていて、こういうことが苦手な場合もあります。そういう人が、司法書士の仕事を始めた場合に、試験に合格していたとしても上手くやっていけない場合があります。
あと、仕事を覚えたり、ミスしないように仕事をしたりという能力は、試験である程度担保されていると思いますが、実務と試験に必要な能力は全く同じではありません。（司法書士試験はテキストを読んで覚えさえすれば合格できます。ある意味簡単ですが、実務はそう単純ではありません。）

「今の時代そんな理由でクビにならない。」と発言している方がいますが、普通にクビになる業界です。厳密にはクビではありませんが、自発的に退職するように強く勧められます。もちろん、これを不当な解雇だと、労働基準監督署に通報したり、訴訟を起こしたりすることはできるかもしれませんが、あまりそういう事をしたという話は聞きません。理由のひとつとして、狭い業界なので、あまり揉めていると、噂が広まってしまい、他の事務所でも雇ってもらえるところが無くなるからというのがあると思います。あとは、クビになるという事は能力不足であり、他の事務所に就職しても上手くいかない可能性があります。せかっく試験に合格しても、クビになった人は、そういう形で挫折して、さっさと司法書士は向いてなかったと見切りを付けて、別の業界へ行くのだと思います。

性格が合わないという理由でクビにはし難いと思いますが、性格が合わないから、ミスを重箱の隅を突くように言い立てて、クビに追い込む人はいるかもしれません。

Answer 2

今の時代そんな理由でクビになんてできませんよ。