解決済み
今の時代、公務員試験では、過度な学力重視のメリットシステム(閉鎖型任用制度)を見直す動きが広がってきています。大学入試でもないのに、就職試験の公務員試験で、そこまで過度なメリットシステムを採用する意味はあるのか。 市役所の一次試験でも勉強負担の大きい専門科目をなくし、教養科目のみにしたり。 一次試験には民間同様のSPIを設けるなど過度な学力重視を廃止する動きが全国的、特に首都圏の市役所では広まってきています。 今、首都圏の市役所では専門科目を必須としているところはほとんどありません。 地方の市役所でも、公務員試験の勉強をしていなくても受けられる。公務員試験方式を取らない自治体も増えてきています。 地方の遅れている地域自治体では市役所試験に専門科目を課すのは未だ少なからず散見されますが。 国家でも、かつては、国家Ⅰ種、国家Ⅱ種の合格者から採用をしていたような独立行政法人などでも、今は、SPI形式などに置き換わり、公務員試験の勉強をしていなくても。 国家公務員試験を受けなくても受けられる。 国家公務員試験からの採用をしない独立行政法人が増えてきています。 これらの全国的な広がりは、日本型特有の過度なメリットシステム(閉鎖型任用制度)を見直す廃止する動きとも言えるでしょう。 公務員試験は、これからは人物重視と言われる時代。 二次試験、人物試験を重視する自治体、独立行政法人が次々と広がってきています。 これからの時代、市役所でも専門試験"廃止"が増えることはあっても、新たに専門試験を課すなどの自治体は増えることはありませんよね?! 公務員的色彩が強い独立行政法人でも、未だに国家公務員試験から採用される方式をとっているところでも、これからの時代、それらからの採用をしない形式が増えることがあっても、逆に、新たに国家公務員試験からの採用をするような独立行政法人は増えないですよね?!
これら公務員の"入り口採用"で、メリットシステムを導入するところは減ってきても、増えることはありませんよね?ということを聞いています。
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公務員試験と民間企業の採用との大きな違いは学歴フィルターによる選別やコネ採用が難しくなっている点です。 学歴フィルターは企業が採用時にお金がかからないように学歴であらかじめ選別して、面接出来る人物を減らすわけですが、公務員試験はそれを学力重視の1次試験で行ってきたわけです。そのため、コネ採用も難しくなっています。 「人物重視」の方向は重要なことですが、やり方を間違えると「コネ採用」が横行する可能性が出てくる問題点もあります。 民間企業は営利重視ですから、お得意様の関係者などの会社のためになる人材であれば、コネ採用は普通にあるでしょう。 公務員も昔は地方の身内意識などからコネ採用が見受けられたようですが、今はそうしたことは犯罪として取り上げられることはあっても表面的にはなっていません。「過度な学力重視」は問題ですが「安易な人物重視」も公務員試験においては問題でしょう。
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この手のものは必ず揺り戻しが来ます。 学校教育で言えば、「ゆとり」からの揺り戻しがあり、一芸入試からの揺り戻しがありました。同様に採用試験でも揺り戻しは来ると思います。 ちなみに、メリットシステムは資格任用制、成績任用制と訳されます。 試験の内容が学力重視だろうと人物重視だろうと、メリットシステムであることに変わりはありません。過度も適度もありません。 また、メリットシステムは、採用試験だけでなく昇進試験も含みます。 旧来の年功序列からの脱却として、昇任・昇格試験を導入する自治体が増えています。昔は、校長試験など限られた職だけだったのですが、今は一般行政職も対象です。つまり、公務員を目指す学生にとって、メリットシステムは遠ざかるどころか将来にわたり付き合うものになってきています。
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