消防職員です。 消防は市町村長等が管理する組織ですので,消防により多少体制が異なります。 私の所属消防に限ってとしてお読みください。 ①24時間勤務 私の所属は3班交代制なので,朝出勤し24時間拘束され,翌日朝交代(非番),その翌日が週休日(一般でいう日曜日),でまた,朝出勤するというパターンを繰り返します。 「拘束され」ると表記したのは,勤務時間は16時間程度,残り8時間程度は休憩時間となるからです(詳細は割愛)。 ②年間の勤務日数 話を簡単にするため,市役所の勤務時間を,1日8時間とします。 私の消防は,人口40万人の「市」の単独消防です。 市役所の職員の勤務日数と消防職員の勤務日数は同じになっています。 つまり,市役所は,1日8時間労働,1週間5日(週休2日制)で,1週40時間の勤務。 年間は52週で計算されますので,年間2080時間の勤務時間が基本です。 消防は,3班交代で,1勤務で16時間の計算ですから,366(わかりやすくするため)日÷3=122。つまり16時間×122日=1952時間の勤務では,128時間不足なので,128÷8時間=16。つまり週休日に割り当てられた16日分は日勤することになります。 なお,市役所職員は,2080時間のうちに,年間の祝祭日,年末年始休みがありますので,勤務時間数は,もっと少ないのですが,消防は交代勤務であるので,人員割り当てできず,市役所職員より年間の勤務時間が長くなります。 よく休みが多いと言われますが,実は少ないのです。ただ非番があり有効利用できます。 ③高卒扱い 私の消防では,救命士の有資格者は,中級職扱いです。 ④増えるか? まじめに勤務すれば,年齢給的に増えますが,昇任試験にパスしないと,追い越されます。 ちなみに消防の出世は,市役所にかないません。 質問されていませんが参考までに。 救命士の資格があっても,消防職員,救急隊としては初心者です。 消防に採用されれば,消防学校に行き,無条件に消防職員としての教育を受けます。 救命士としての活動も,経験年数を経てからとしています。 救命士と言っても,救急隊長でさえ上級係長クラスです。 当分の間,皿洗いは覚悟してください。消防に賄いなどありません。 救急隊と言っても,感謝されるばかりではありません。殴られたり,吐しゃ物を浴びたり,汚物を浴びたり,真冬の深夜に,救急車内の汚物清掃等地道で厳しいものです。 それでも,みんな救命士を目指すのは,地位や給与ではなく,人命を救いたいという信念です。 がんばってくださいね。
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消防署で働く救命救急士の方の多くは、1日おきの24時間勤務というサイクルです。 給与については、消防署勤務者は地方公務員になりますからそれなりの昇給は保証されています。 民間救急会社で働く場合は、労働時間や給与は会社の規定によりますが、絶対的な人数は不足気味ですからやはり普通のオフィスワークと比べると激務でしょう! http://www.nhk.or.jp/shigoto/zukan/089/top_2.html http://web.city.sapporo.jp/face/work/001.html http://www.jcmw.ac.jp/home/emt/main02.html
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