こんにちは。 医療事務の資格を取得しても、働くところを見つけることは容易ではないようです。 現在、「専門職・時間の融通がきく・再就職がしやすいので女性に適している」などの広告の効果もあってでしょうか、医療事務講座を受講している方が激増しています。 もちろん以前から人気のある資格でしたらか、現在の時点でも医療事務を持っている方は余るほど居ます。 そして、現在の不況によって更に医療事務の資格を取得する方が増えています。特に20~30代の女性が圧倒的に多いそうです。 医療事務の資格は飽和状態にあります。資格をとるのにも、国家資格でもありませんし民間の資格で1つだけでなく独占ではないこと。 そして、費用も5万から10万程度で取得でき、通信でも半年で取得でき、難易度も低いので、みんな取っているような状態です。 そして時間と費用をかけて資格を取得して、いざ仕事をしようとしたとき「経験者優遇」という壁にぶつかります。 経験者優遇となっていますが、1つの求人に20~40人が1週間に応募する状態で、結局は1年以上医療事務で経験を積んでいる人が面接に進めるなどの状態です。 未経験者が採用されることもありますが、23歳くらいまでの若い女性を採用することが多いようで、医療事務自体経験が最優先で尚且つ若い人を採用する傾向があります。 派遣やパートでも、医療事務の仕事自体が人気がありますので、ニチイで就職斡旋をするということで派遣を紹介してくれますが、その派遣の仕事ですら全員にもれなくいきわたるほどの求人はなく、派遣であっても倍率は高いそうです。 40歳で新たに資格を取得して、未経験でとなると、非常に難しいのが現状だと思います。 不景気でもありますし、病院も国の方針で赤字になっている病院が急増していますので、新しく1から人を育てる経費をかけたくないとのことでした。
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