解決済み
フリーペーパって、採算とれるのでしょうか?私の地元では、「ぱど」をはじめ、「ホットペッパー」やら何やらローカルな情報誌があふれていたす。それらは朝の駅前でバイト風の女性が配ってたり、コンビニ設置や自宅マンションなポストに入ってたり、かなり手広く配布してます。しかも、完全無料なんで僕ら読む方は全くお金を払わずに、飲食店やマッサージ割引特典などのメリットが得られます。こう思うといくらスポンサー広告料が入っても、フリーペーパーが事業として成り立ってるのが不思議です。一体どうやって儲けてるんでしょうか?
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やり方次第ですが、一応「完成度の高いフリーペーパー」だと仮定して。。。 結論、都会ならば儲かりますが田舎ならば期待できません。これは『費用対効果』の問題です。費用対効果とは「投資した資金に対して得られる利益の割合」のコトを言います。つまり単純に「地域の企業母体数が多いコト」&「配布部数が多いコト」でフリーペーパーを作る際の“リスク”(=無駄なコスト)が抑えられるので、その投資資金に対する利益割合が高くなるため儲かります。 ●「地域の企業母体数が多いコト」でのリスク回避 地域の企業母体数が多ければ多いほど、それだけ広告出校してくれる可能性のある「見込み企業(広告クライアント)」も多くなります。例えば広告を出す意志のある企業が“地域全体の10%”だと仮定します。地域全体の企業数が5000社の地域ならば見込み企業数は500社となり、地域全体の企業数が50社しか無いならば見込み企業数も5社しかありません。よって企業母体数の大きな都会では、広告を取る為の営業活動の負担(リスク)が軽減されますから、そこでのコスト削減が図れます。営業におけるリスクとは“時間”と“値引き”が主なものです。 企業母体数が根本的に少なく広告が取りにくい田舎では、営業に時間が掛かって、それでも何とか絶対数の広告を取る為に値引きまで決行するので、非常に営業リスクが発生し、準じてコストが掛かるのです。 ●「配布部数が多いコト」でのリスク回避 単純に人口が多い地域ではフリーペーパーも配布部数(=印刷部数)を増やします。そして一般的に印刷料金というのは“印刷物が大量ロットであればるほど紙1枚の単価が安くなる”仕組みです。従って配布地域の人口が多い都会であると紙1枚単価の印刷コストも安く、逆に人口の少ない田舎であると印刷料金が割高になるためにそこでリスクが発生します。 また、都会の場合は人口が密集している為に配布エリアを集中できますが、田舎の場合は人口が広域で分散している為に配布エリアを集中することが出来ません。ここでも時間と労力的なリスクが発生し、準じてコストが掛かります。 補足:さらに田舎の場合は、企業母体数が根本的に少ない為(地域コミュニティーが貧弱な為)に、フリーペーパーで紹介する(広告する)内容が普遍化して読者離れを引き起こします。要するに「あ。またこのレストランの広告か…」という新鮮さとニュース性に乏しい状態になりやすいってコトです。 とどのつまり、これらを要因として例えフリーペーパーで形状利益が上がっても、田舎の場合その費用対効果が上がらないので採算が取れません。田舎におけるフリーペーパーの役割とは、それ自体で利益を考えるモノでなく、それを発行している広告代理店やデザイン会社、出版社などが“自社ブランドの認知”を狙って、フリーペーパーをPR活動の一端として取り組んでいるコトが多いですね。 まぁフリーペーパーに限らず、田舎での広告を収入源とする業務・業種はどこも大変です。
儲かるからやっているわけで・・・ 割引などのクーポンの分は別にフリーペーパー側がお金を出しているわけではないので、問題ないでしょう。 あの小さい枠でもおそらく1週間配布で数万とってるはずなので、なんとでもなるのでは。 1ページに9社掲載で、1社1万として、20ページとしても1週間で180万、1年が52週として・・・ 1億近いですね・・・もちろんそこからもろもろの経費が引かれますが。
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