会社にサラリーマンとして勤務しながら 住宅で設計業を個人でやる場合には 何か問題がありますか？ 現在は建設会社勤務で会社…

Question

会社にサラリーマンとして勤務しながら 住宅で設計業を個人でやる場合には 何か問題がありますか？ 現在は建設会社勤務で会社の管理建築士にはなっていません。確認申請業務をするには設計事務所にしなければならないと思うのですが、①個人の設計事務所開設に当たり必要な書類、費用等教えて下さい。②その他兼業ということで（会社には報告しません）何か問題がありますでしょうか

Answer 1

建築士法において建築設計事務所には専任の管理建築士が必要とされています。「専任」とされていますので他の会社でサラリーマンをしながらの管理建築士はダメってことです。今勤めている会社での規定ではなく設計事務所を設立する側で問題となります。
実際事務所登録時や管理建築士となる時に離職しているとの証明を要求される事があります。それだけ建築士としての業務に責任が伴っているという事ですね。

但し貴方が開設者であり管理建築士が別の人の場合や、確認申請業務において無報酬で行う場合は別です。

確認申請に名前書くだけって安易に考えていると、問題があった時大変なことになりますよ。兼業と言うより副業的に設計事務所をと考えるのは、やめて下さい。充分に監理がされてなくても建物が建っている間中監理者責任は問われます。その覚悟はありますか?

専業で設計事務所を開設となれば、地元の建築事務所協会に行って下さい。開設書類、費用、段取り全て教えてくれます。自宅で開設となれば、専用となる室を用意し、PC・法令集・建築に必要な書籍があればOKです。私の時は事務所協会の方が現地調査に来ました。

Answer 2

①個人の設計事務所開設に当たり必要な書類、費用等教えて下さい。
こちらについては詳しくないので、他の方お願いします。

②その他兼業ということで（会社には報告しません）
こちらですが、現在の会社の就業規定を確認されておいたほうがよろしいかと。
会社によって色々あるので一概には言えませんが、私の勤めている会社では原則副業禁止なのですが、その規定は「他の事業主から給与等の報酬を受け取る行為」を「副業」と規定しています。
つまり、自営業との兼業は実質認められています。
※地方にある工場の従業員に兼業農家が多かったことからそういう規定になったようです。
他の会社では、一切の報酬を受け取る副業行為を禁じているところもあるので、確認が必要です。
場合によっては就業規定違反で処分もありえます。
また、サラリーマンという事は源泉徴収されており、副収入の額面は源泉額に関わってくるため、全く会社に言わないという事は基本不可能ですし、言わずに行っていたとすると背任行為、脱税行為に問われる可能性も無くはありません。

Answer 3

会社の規約では、副業を認めているのでしょうか？
認めていないのであれば、出来ません。

会社にバレなきゃいいじゃんと思うかもしれませんが、
税金等々でいずれはバレてしまうし、規約違反で解雇
されてしまうでしょう。