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結論から書くなら、まぁ、会社に依ります。 私が二輪エンジンの現役設計時代、自分で強度計算して自分で図面を描いていました。必要な実験装置も自分で設計し、実験部門に頼んで(または自ら)実験してデータを取りました。 試作部品の製作手配は専門部署がやってくれますが、場合に依っては進捗も自分でやりました。 試作車の組み立ては専門の組み立て部署がやりますが、設計者自ら部品組み立てもやったものです。 伝え聞くところに依ると、今でも基本的には同じ体制です。 設計者はちょっとした研究者でもあり、技能者でもあります。 時は移って、私が機械技術者を一旦辞めて後進を育てる側に回り、更に再び設計者に戻った時、お世話になった会社は質問者さんがお書きの様な体制でした。 (その会社は、大昔からそういう体制だったそうです。新潟県では知らない人はいないくらいに古くからある企業グループでしたが、倒産して多数の会社に解体してしまいました、) で、その会社では、設計者といっても実際に自分では図面が描けない人ばかりで、こっちがちょっと突っ込んだ質問をするとたちまち破綻してしまう状態でした。(それじゃ会社が潰れる訳だ!) 私は業務請負で勤めていたわけですが、プライドだけは高くて派遣や外注設計とは口をきかない!という御仁が居たりして、とても雰囲気の悪い職場でしたので、2年程で契約を打ち切りました。 (碌に図面も描けないくせに正社員がそんなに偉いのか・・!?) この、旧グループだった会社には、3社、関わりましたが、2社は昔の体質そのままで、同じ様な体制でした。無能な名ばかり設計者がゴロゴロしていました。(1社は改革を経て、随分とまともになっていました。) 特定派遣の枠組みが無くなり、技術者派遣の会社がワンサカ出来た今日、設計を派遣任せにする会社がとても増えました。自社で技術者を抱えることをしなくなったのでしょう。 自分で図面を描いて、メーカと製造方法を話し合い、製造現場に出て見てこないと本当の設計は出来ないでしょう。これじゃ、後進国に負けるわけです。 技術立国日本と言ったのは、もう昔の話になりつつあります。
そうよ、上位になるほど現場(製図)から遠ざかる。 設計とは名ばかりの手配師と言われるようになる。 これはあらゆる業界で同じ。 家を建てると言っても、整地したり木材組んだりしないように。
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