メーカー系とユーザー系について(就活生)

Question

メーカー系とユーザー系について(就活生)メーカー系は基本ハードとソフトの両方を手掛けており、自社で上流から下流までの仕事をおこなっているので、何を作っているのかが明確でやりがいがあり、色々なプロジェクトの経験ができるのでスキルが身に付きやすい。ただ仕事は大変。

ユーザー系は親会社の仕事がメインで業務系のシステム開発や保守などをおこなっており、客先常駐などは外販をやっている企業ならあるが、その比率も内販に比べると高くはない。開発は一部または全部がベンダー任せで、自社ではプロジェクトの日程や進捗などの管理が多く、仕事は楽だが、スキルは身に付きにくい。

このような認識で合っておりますでしょうか。

それとユーザー系の会社の内販ではプログラミングをまったくおこなわないのでしょうか。研修にはオープン系はJavaや.net、ホスト系はCOBOL,アセンブラ,Fortranなどの言語を勉強するととある企業の説明会で伺ったのですが、それは最初だけで、いずれプロジェクト管理の仕事がメインになりExcelを主流で使って仕事をするだけになってしまうのでしょうか。

Answer 1

メーカー系とユーザー系という区分けは
SIerの中の区分けですが
質問者さんがSIerとは何かを分かっていらっしゃらない可能性があります。

プログラマーの区分けで言えば
組み込み系・WEB系・金融系みたいな
別け方の方が一般的かと思われます。

>ユーザー系の会社の内販ではプログラミングを
>まったくおこなわないのでしょうか。

SIerの仕事内容を理解されていないから出る質問かと
思われます。
SIerは、市販されているハードやソフトを組み合わせて
社内のシステムを作る仕事です。

会社のパソコンとネットとコピー機とFAXとプリンターをつないで
FAXで送られてきた伝票を、パソコンのメールで表示したり
パソコンの画像データをコピー機で印刷したりしたいときに

「コピー機とパソコン間のデータが上手く転送できないから
直して欲しい」
という依頼に対応するのがSIerです。

コピー機側にはパソコンとつなぐプログラムが既にあって
パソコン側にもコピー機とつなぐプログラムは既にあって
にも関わらず不具合が生じる。
OSやbit数が違うとか、そういう理由があって
WEB上のライブラリーから、
この型番のコピー機に対応するフリーソフトを
ダウンロードしてきてインストールして対応。

0からプログラムを作るのではなく
既存のハードやソフトを組み合わせるために
一部改変する（カスタマイズ）みたいな仕事が主です。

メーカー系は、ハードもソフトも全部一社で提供・開発します。
その場合、機械に不具合が生じても
不具合の原因は論理的に解明できるはずです。

ユーザー系の場合、ハードもソフトも他社製品で
プログラムのコードも公開されていない
ブラックボックスであった場合
企業秘密で、コード非公開だと
不具合の理由はそれ以上、追及できません。

先程の、組み込み系・WEB系の区分けで言えば
組み込み系の場合、メーカー系と同じで
ハードもソフトもほぼ自社なので
不具合は生じません。

Answer 2

>自社で上流から下流までの仕事をおこなっているので、何を作っているのかが明確で

通常、部署は縦割りなので、そんなことはないと思いますが？
他の部署ごとにメッチャ親しい人が入れば詳しい情報は得られるでしょうけど。

Answer 3

そんなふうに2パターンしか無いわけないでしょう？
それにメーカー系も会社としてはさまざまな事をやってるでしょうけど、中の社員は結局その一部分をやってるだけで、全体なんか見えてないです。

ユーザー系(と言うか9割方の会社はこれ)でも自社で開発やってるところも沢山あります。

今時研修でCOBOLだのアセンブラだのやってるようなとこあるのかなぁ。

Answer 4

メーカー系ってIBMと富士通くらいですかね、まともに残ってると言えるのは。自社ハードにロックインという戦略はもう取れないので、本質的にやってることはほとんど変わらないですよ。

もちろんオラクルやMSやAWSなど、DBやそういう基礎部分のエンジンをやりたいなら、それらをやってる会社に行くべきですし、IBMや富士通、日立などはユーザー系よりも伝統的にそういう部門を豊富に持っているのは確かです。（が、先に挙げた3社に負けてますよね）

「ユーザー系は親会社の仕事がメイン」そんな会社はあったとしても今や小数派ですし、それはむしろ幸せ（ぬるま湯的な意味で）でもあると思います。

なお、NECはおすすめしません（笑）