宅建所有者が不動産屋さんで、副業する場合について教えてください。

Question

宅建所有者が不動産屋さんで、副業する場合について教えてください。建設会社に勤務している知人が、宅建に合格して不動産屋でバイトの副業を始めるらしいのですが、不動産業の有資格者登録はどうなっているのでしょうか？
知人は土木の資格も所有しており、建設業法での技術者登録で、所属会社の年金と健保に加入しているため、不動産業での登録が同様の場合でも、脱退できません。
不動産業法上での登録方法はどうなっているのでしょうか？

Answer 1

専任の宅地建物取引主任者でなければ、そして建築会社が副業を問題としなければ、特に問題はありません。
言い方を変えれば、どこかにアルバイトに行く人がたまたま宅建主任者の資格を持っていただけです。
強いて言えば、2ヶ所から給料ももらうのであれば、確定申告が必要になるくらいでしょう。

但し、専任の宅地建物取引主任者として登録するのであれば、専従していなければいけないので、建築会社の籍を抜く必要があります。質問文を読む限り、メインは建築会社のようななので、それは望んでいないでしょう。

専任の宅地建物取引主任者でも技術的に登録することは可能ですが、必ず問題が起こります。専任の主任者として登録していて常勤していないのは、名義貸しです。最悪、両方の職を失う可能性もあるので、ご注意申し上げます