バイオリン講師をしています。 個人でも教えたり、オケのエキストラで演奏したりと掛け持ちで仕事をしています。

Question

バイオリン講師をしています。
個人でも教えたり、オケのエキストラで演奏したりと掛け持ちで仕事をしています。
楽器店の待遇の悩みなのですが、楽器店に習いにきている生徒の中に２名ほど無断欠席をよくする生徒がいます。どちらも幼稚園児なので親が問題なのだと思いますが…ある日来てみたかと思えば１ヶ月くらい来なかったりします。

去年のことですが、楽器店側から、１ヶ月こなかった(来なさそうな)生徒がいたら連絡してください。全額返金しなければならないので。と言われ、返金することになりました。

無断欠席なのに返金とかおかしいと思ったので
無断欠席でも返金ですか？と抗議しましたが、レッスンしてないからということでした。

他にも、初級、中級などレベルによってランクがあり月謝が変わります。
しかしながらバイオリン講師が私がはじめてなので
中級にあたる生徒がやっとでてきた為に初めてランク上げを。と楽器店へお話をしに行きましたところ
かなり渋られました。
結局、一番上手いコンチェルトなどを教えている大人の方１名のみのランク上げ交渉に同意していただけたのですが、生徒側が拒否されたとのこと。

楽器店は、先生申し訳ありませんが、今まで通りでお願いしますと言われました。

楽器店ってこんなもんだと諦めるしかないんでしょうか？

生徒が拒否したからランク上げないとか矛盾してると思うのは私だけなのでしょうか…

Answer 1

あなたは雇われているのだから、楽器店側の方針に従うのが当然です。
生徒にとってあなたは先生であっても、楽器店側からすれば、あなたは共同経営者ではなくて、従業員のようなもので、対等な立場ではありません。楽器店側が上の立場です。楽器店側の方針に反対なら辞めるしかありません。
不満があるなら、あなた個人の教室を開いて、そこであなたの納得するシステムでやっていくしかありません。

レッスン料のシステムとして、ランクがあるのが当然ではなく、初心者であろうが上級者であろうが、同じレッスン料でみている先生もいます。また、レッスンをしなかったからレッスン料を貰わないという先生もいます。
多分、あなたはご自分がそういうシステムで育ったので、それが当たり前だと思っているのでしょうが、楽器店側は、生徒すなわちお客様の心理を優先して決めているのだと思われます。どちらが正しいという問題でもありません。

あなたの文面を読んでいると、生徒をお客さまとして扱っているか、弟子として下に見ているか、の違いが感じられます。
あなたのように専門的な教育を受けて来た人には、先生は「先生様」ですが、楽器店の音楽教室に来る大人の生徒の大半は、先生といってもカルチャーセンターのインストラクター程度にしか見ていませんので、自分は客だという意識が強いと思います。つまり、先生はサービスする側という捉え方をしているでしょう。

普通の大人はお金にはシビアです。上のクラスの料金が高いなら下のクラスのままでいい、なんて考えも珍しくありません。ランクを上げられるなら辞めると言うかもしれません。楽器店はそういう顧客心理をよく知っているのだと思います。
趣味で習いに来る生徒とはそういうものだと理解することです。誰もが本気でヴァイオリンを極めようとしているわけではありませんから。
でも、そういう生徒たちをバカにしてはいけません。そういう生徒たちも音楽が好きだから、ヴァイオリンやっているわけで、先生方のコンサートのお客にもなりえるというように、結局は音楽の世界を支えてくれる人たちなのです。
楽器店で「仕事」を続けたかったら、方針に従うことですね。

Answer 2

私は生徒側の立場です。

楽器店で習った経験はないですが、生徒側の都合でお休みして（しかも無断）、
月謝を支払わなくて良い（教室から月謝返還）とは驚きです。
特にドタキャンの場合、講師の無駄になった拘束時間に対して
生徒がペナルティーを払ったり、月謝を返還せず振替レッスンをするなど、
講師を守るシステムはあっておかしくないと思いますが…。
他の楽器の講師も、それに納得されているのでしょうか？

ただ、先の回答者さまも仰るように、それがその教室の元からの方針なら
そのままそこで講師として勤める以上、従うほかないのではと思います。
突然方針が変わったのなら、教室と話し合う必要があると思います。
その際、他にも講師がいらっしゃれば心強いでしょう。

ランク上げに関しては、ずっと初級でいたがる生徒には、
いつまでも初級並みの指導しかしないこと、
中級になれば、こういうレッスンをします、と話すことで、
生徒から「月謝ＵＰでも中級に進みたい」と思わすことだと思います。
一種の営業だと割り切ってやってみてください。