解決済み
中学2年の娘が将来近くの市役所で働きたいと言っています。 そのことから公務員の話になって 県庁と市役所の違いというのを上手く娘に説明できません。 私が理解している所で言うと・河川など市町村をまたぐ物の整備は各市でバラバラにならないように県も関わった方がいい ・警察なども各市の予算で配置が変わるのは良くないので県が対応した方がいいのでは くらいです。 娘に何といえばその違いがわかりやすく言えるでしょうか? また静岡県知事が、県庁の職員はシンクタンクに勤めるということ などと発言していましたが、 県庁はシンクタンクの働きをしているのですか?
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県庁職員です。 「市町村職員は住宅地図を、県職員は日本地図を、官僚は世界地図を見て仕事をしている。」 なんて言われたことがあります。その時は、県庁職員は住民を見ていないと揶揄する意味だったのですが、なかなか言いえて妙だなと。 住宅地図は、細かい街路や住宅の1件1件まで記載されています。それくらい市役所の仕事は、窓口業務をはじめ、住民の方々に近い業務が多く、市民生活に細やかに寄り添って仕事をします。 一方、日本地図はそういった細かい情報は書かれていませんが、幹線道路や、大きな河川を把握するには向いており、より俯瞰的な視点です。 県庁では、市町村役場よりも住民と直接接する機会は少ないです。その代わり、市町村からの相談にのったり、国の各省庁との調整が多いです。 質問者さんのおっしゃるように市町村をまたぐもの、市町村単独ではできない大きなプロジェクトを動かしたりもします。 静岡県知事の真意は計りかねますが、特に小規模自治体では少ない人数で多岐に渡る業務を回しているので、オールラウンダーになる一方、専門性を得にくい面があります。 県は、そういったところに対して技術支援や調査・提案をしたり、逆に市町村が抱える課題をとりまとめて、解決案を国に提言したりするので、その意味ではシンクタンク的かもしれません。 ただし、実態としては国の方針には逆らえないので自由度が高いわけではなく、国の青写真と市町村が抱える現場の実態の間の板挟みでなんとかすり合わせる仕事です。 また、政令指定都市では、住民対応から国対応まで、上記の市町村と県の仕事の両方をカバーします。
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河川の整備は管理者が行います。一級河川の直轄区間は国交大臣が,指定区間は都道府県知事が管理者になっています。二級河川は都道府県知事,準用河川及び普通河川は市町村長が管理者です。 また,警察官の俸給支払者は,都道府県知事ですよ。
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