解決済み
新人の言語聴覚士です。目標設定についてご教授頂きたく思います。 ある患者様は4ヶ月前に脳挫傷により、寝たきり状態で片麻痺、呼吸確保のため気管切開されました。人工呼吸は3ヶ月前にとれ、覚醒レベルも改善され今は清明です。 本院に転院されてから約1ヶ月半リハビリをしています。 スピーチカニューレ装着目標にリハビリを進めてますが、入院からほとんど回復が見られません。 先輩方もこれが限界かな~ってことを言ってます。 転院先、退院日がまだ定まっておりません。転院先は、おそらく療養型病院かな?っという感じです。 いずれスピーチカニューレ装着できればとおもっていますが、具体的な期間が予測できません。 どのような情報から定めることができるのでしょうか。
572閲覧
前提として。。。 知っていると思いますが、カニューレの交換は医者がすることですから目標設定しても医者が動かなければどうもなりません。 STは進言するにとどまります。 ------- ①まず、スピーチカニューレを目標としているようですが、まず患者の認知機能や構音機能はどうなのですか? 認知機能低下が著しい人にスピーチカニューレにしても対して意味を成しません。また、構音能力が極めて乏しい人に対しても本質的にあまり意味を成しませんね。。。 ②気道確保とありますが、どのような経緯で気道確保したのですか?上気道閉塞ですか?重度の肺炎など呼吸機能低下ですか?それならその原因は除去できているのですか? ③現在のカニューレタイプは?ものによっては交換しなくてもカフの脱気などで代用できます。 また、思い描くスピーチカニューレはどのようなものですか?スピーチバルブ装着する二筒式ものレティナタイプ??など ④唾液の量、誤嚥の有無は?咳嗽はしっかりできるのか?? この1~4は情報として最低限必要です。 そして一気にカニューレを思い描くものに交換するのではなく段階を踏んで交換していく必要があります。 例えば、カフを脱気してみて様子を見る。サイドチューブから酸素を送気して発声できるのか?などみて次のカニューレタイプを考える。。。 個人的には、2の原因がしっかり除去できていることが一番大切だと思っています。 また、唾液の嚥下なども必要で誤嚥しむせこんでいるのにスピーチカニューレに変えてもただ状態を悪化させるだけでメリットは何もありませんし。。。 新人が一人で行うにしてはなかなかにriskが高いように思います。先輩に十分に相談して実施してください。無理と思ったら「やらない」が正解ですよ。
1人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
言語聴覚士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る