現役教師、または教育関連の仕事をしている人に質問があります。 私は中学校の教師を目指している浪人生です。 自分に…

Question

現役教師、または教育関連の仕事をしている人に質問があります。

私は中学校の教師を目指している浪人生です。
自分に教師の素質があるのか、自分が教師にとって大切だと思っていることは間違っていないのか。面接の練習をするうちに疑問を感じてきました。

私は教師に一番大切なことは
・生徒に信頼されるような人間であること
・常におごらず、生徒と対等な立場で関われること
・教育から逃げ出さないこと、あきらめないこと
ではないかと考えています。

少しでも、正確で核心に迫る回答が欲しいので、私の教師に対する考えを以下に記します。

現在、教師の立たされている状況は非常に厳しいものです。
それは淫行や暴力事件、指導力不足など、教師自らが引き起こしたものでもありますが、
学級崩壊、モンスターペアレント、不登校、いじめの陰湿化など今までになかった問題の対応など
教師自身に高度な社会性、問題解決能力が必要とされるようになったことも関係していると、私は考えています。
そのため、教師という職に就くには給料や労働量などを度外視しなくては務まりません。
激務に追われ、精神的に病む人も多い。教師の４人に１人は精神科に通い、自殺率はトップだと聞きます。
だからこそ、新しく入る教師にはそれらの解決能力、苦しいことつらいことの中に飛び込み続ける熱意が必要だと思います。

当然、それは私にも言えることです。
だから、自分なりに大切なことを教師を目指し、自分の想像より教師が大変な仕事だと知って以来、
３年間、何が自分に何ができるのかずっと考えてきました。
でも、いまだに正しいと思えない。
私の大切だと考えていることは薄っぺらな理想論のようにさえ思える。
何が必要なのか、教師の本質は何なのか。

まだ書きたいことはあるのですが、字数も足りませんのでこの位にしておきます。

皆様方が何を大切だと思っているのか、私に至らない点があるとすればどこか
教師を目指す者として、現場の方の意見が聞きたくて質問させていただきました。
ささいな疑問でもかまいません、厳しい意見もお待ちしております。

回答をもらったとして、鵜呑みにする気は毛頭ありません。
ただ、自分自身と教師という職について考える糧にしたいのです。
失礼とは思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

Answer 1

小学校で放課後に児童を預かる仕事を11年、昨年から小学校の教育活動支援員として４クラス担当しています。力ある担任、学級崩壊を起こしている担任といろいろです。
私が見てきて思うことですが、教師にとって一番必要なことは、教師自身の心の安定だと思います。言い換えれば、揺れ幅が小さいこと。常に一定の精神状態をどこまでキープできるかだと思います。人間ですから、腹が立つこともあるし落ち込むこともありますが、それを自分が把握していることが大事なことだと思います。
それから、これだけは許さないというものがぶれないこと。子供たちに、（この先生はこれをしたら絶対に叱るな）と思われるぐらいに首尾一貫してることが子供も揺れないように思います。
教師の本質…は何でしょうね。
やはり第一は、いかに生徒の学力向上のために教師自身が手を抜かず、手間暇を惜しまなかったか。小学校の先生を見てても、ページを進めたらいいわ。という先生もいます。子供たちに（うるさいなぁ）と思われてナンボの職業やなぁって最近思うようになりました。つまるところ、人間性を売りにする職業でしょうね。お手本にもなれば、反面教師になるもなりますから。
多分、正解は先生の数だけあるのでしょうね。

Answer 2

教員に必要なこと・・・それはまず子供を好きなこと。教えることが好きなこと。
これを除いてはいけないと思います。
教えることが好きなら、はじめは下手でもきっと努力していけるし、子供をひきつけていくことができます。
なんと言われようと、教師の仕事は「教えること」です。
子供を見方につければ、親は怖くありません。

あとは、強い心です。
自分のよりどころをもっていると強いと思います。
保護者になんと言われようと自分はこう考えるんだとか、迷った時に発散させられるようなものを持ってると強いと思います。
決して「教育馬鹿」にならないでください。
自分の趣味や、教育の世界以外の友達を大切にしてください。
好きなこと、特技をもっている人は、子供から見ても魅力的です。
何かあった時、家族の支えも大切です。

あと、これは絶対ではないけど、できれば新しい家族を作ってお子さんをもてると、保護者の気持ちも分かるかなって思いますよ。