地方公務員から海外就職

Question

地方公務員から海外就職無謀でおかしな考え方かもしれませんが、アドバイスお願いいたします！
現在大学4年の♀です。将来の進路について考えています。私には、一般的かもしれませんが、海外の企業（たとえば日系企業等）で働くという幼いころからの夢があります。。日本の企業と関係を持っている会社や、製品を日本などに送っている企業等、ここではうまく説明できませんが、日系企業のみならず海外の企業で、（特にイギリス等英語圏）働きたいと思っています。しかし、私は文系の4年制大学、大学の交換留学で一年間の留学を経験はしましたが、語学力だけでは海外で働くという夢を抱くには甘すぎるということを痛感しています。しかも私の学科は文化・言語系。理系や経済経営等の知識もありません。私の場合女ということもあり、海外支社のある日本企業に入ったとしても、やはり学歴や知識もある男性の方が海外に行く風潮から、それも現在の私には難しいと考えるに至っています。
それならばなぜ経営や経済など文系でも役に立ちそうな学部に入らなかったのか・・・とも後悔もしますが、今さらどうにもなりません。交換留学を通して、夢へのおもいが強くなってしまったのです。。 両親は諸事情から、私に公務員になることを勧めています。このような場合、いったん地方公務員になり、その一方で資格をとったり大学院に行くなどして知識を得、語学の勉強ももう一度しなおし、（資金集めの意味もあり働いて）もしもそれがうまく続いたならば海外で働く、こんなことは可能なのでしょうか。（資格をとっても実践していない資格は無意味とも聞きました）（それに向こうで失敗した場合どうするんだという不安もありますが・・）もちろんだからと言って公務員の業務をおろそかにすることはせず、精一杯取り組んでいこうとも考えています。 こんなことは無謀でしょうか？そんなことなら初めから民間に就職したほうがいいのでしょうか？ どなたでもアドバイスお願いいたします・・・

Answer 1

オーストラリア在住、永住権を持ちこちらで仕事をしています。

さて、海外で働くといっても、実際にはワーホリでできるアルバイトをのぞけば、日本の大学を卒業しただけの人には就職先は滅多にありません。業種・職種に関しても細かい制限があり、就労予定者の職務内容は、オーストラリアの産業振興及び国益に必要であると判断され、オースラリア移民局の官報（http://www.immi.gov.au/）で公布されたものに限られていいます。日本人を採用するにあたって、企業はそのポストに採用する人物が日本人でなければならない理由・必要性を明確にしなければならないのです。つまり、こちらで就職するためには、過去に、その職種に関する知識・技術・職務経験(年数)などの条件を有していることが課せられています。端的にいえば、「その会社にとって、採用するのが若いオーストラリア人ではなく、日本人である○○さんであることがどうしても必要」という能力がなければなりません。ですから、地方公務員になって資金を稼いでワーホリで豪州に来る事は簡単ですが、その公務員としてのキャリアが豪州で正規採用を勝ち取るための武器にはなりません。英語ができる、だけでは何の意味もありません。私も妻も理系の研究畑ですが、それ以外ですとたとえば会計士、弁護士、弁理士、などのスペシャリスト、あるいはエンジニア、ＳＥ，大工などの「手に職」系でないときわめて難しいでしょうね。

豪州はまだまだ移民を必要としている国ですから、外国人が就労するのはまだまだ簡単ですが、もう正直移民はいらない、という英国などでは豪州より遙かに厳しいですよ。現実的な事を考えれば、地方公務員として働いて資金を貯めてから現地の大学院に留学して正規の過程をおさめる、というのがまだしも実現可能なプランだと思います。大学院留学は大学の専攻とかならずしも一致する必要はありませんから、留学先で需要のありそうな分野をさがして入学することができます。

Answer 2

海外との取引が多い、あるいは海外子会社が多い一流企業に勤めて、海外で働くというのが一番現実的でしょう。

現地採用はビザの問題とか考えると今の不景気な世の中では、相当厳しいです。