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理学療法士(PT)と作業療法士(OT)について PTとOTどちらの道に進むか迷っています。 PTになりたいと思っていたのですが手の細かい作業や趣味のサポートができるOTも素敵な職業だと考えています。 周りの人からはOTの方が合っているのではないかと言われています。 先日、専門学校の作業療法学科に合格しました。(入学金500,000) しかし、正直迷っています。 (PTの定員がまだ空いている学校は家から車で1時間強かかります。ラッシュ時間と被ると1.5時間くらいかかるかもしれません。) 医療系の仕事だからこそ勉強に時間を割く必要があると感じているのですがPTの方の学校では通学で時間が割かれるしまい、あまり勉強に時間をあてられないのではないかと心配です。 知り合いのPTの方からは 「OTは精神的な面の学習や実習もあるからPTより大変だと思うよ」 と言っていました。 たしかに私は将来OTになれたとしても精神科ではなく身体障がいの方をサポートしたいと考えています。 また 「このままOTの道に進んだとしてもPT寄りのOTになれば良いんじゃない?またはOT寄りのPTを目指したら良いんじゃない?」 と言っていました。 PT寄りのOT、OT寄りのPT その言葉の意味がわかっているようでわかっていないような気がしています。 PTやOTの方でどちらの道に進むか迷っていた方はいませんか。迷っていた方がいたらPT(OT)を選んだ理由を教えてほしいです。
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「身体に障害のある者」になった身体で日常生活にどのようにしてうまく適応するようなリハビリを業務として行っているのは、主に急性期に勤務する作業療法士です。ある程度回復した身体を上手く使えるようにリハビリするのが本業です。 当たり前ですが、医療や介護は刑務所ではありません。患者様/利用者様のニーズに基づいてリハビリテーションを提供します。 誰かがその「身体に障害のある者」になったけどなんとか自宅に戻ってきました。ケアマネが訪問リハビリを組み込みました。担当になった作業療法士が日常生活で今現在不便に思っていることに適切なアドバイスなどを行いました。「ここをこれを使ってこうしたら楽にできるよ」です。感動され「先生、もっと良くしてください。」と。 さて不自由を抱えてももっと安全に能率的な料理洗濯といった応用動作獲得のニーズありますか?すでに病院で隊員に向けて十分に練習しています。日常生活も、 ・家族が着替えを手伝ってくれています。 ・入浴は介護保険を利用します。 ・夜間のトイレはベットの横です。用品の進化で臭くありません。 という日常生活に本人は不便は感じていません。ここに例えば着替えを短時間でできるようにするお金を払ってまでのニーズありますか?むしろ近所の友達に歩いて以前のように一人で会いに行きたい、がニーズです。よって多くの作業療法士は落ちた(歩行能力などの)身体機能を維持向上を行います。最初は理学療法士の仕事だから驚きます。しかし周りの先輩も普通と思っています。「学校と社会は違うよ」の一言です。 ここは完全に理学療法士と重なります。もちろん作業療法士にとっては専門外です。当たり前ですよね。養成課程では「作業療法」を学びます。よって「理学療法士と同等のアウトカムを提供することができる」はアゴアシマクラ自分持ちの自主勉強になります。そこまでやっても給料は同じです。薄給です。 理学療法を作業療法士が学ばないと「作業療法士の方には申し訳ないですが、リハビリというにはおこがましい稚拙なことをやっている人が多いです。痛いと言われればただ患部をさするだけとか、運動指導も運動方向や強度を無視していたり。いちど議論しましたが、問題提起された意味すら理解されなかったです。」という過去回答が来たりする。 心ある作業療法士が学びたいと思えば、(不具合の原因を探って改善するのは、)100パー卒後の講習会費で学びます。当たり前ですが、アゴアシマクラ自分持ちです。補助なんてありません。質が確保されている理学療法協会の講習会なら、作業療法士は理学療法士に比べて2倍以上の一般価格で参加です。例えば理学療法士が5千円なら作業療法士は10000円以上です。内容は理学療法士の常識に従い進みます。当然わからない概念もでてきます。だから全く無駄足が最初の5回ぐらいは普通です。また(善し悪しを見抜けないリハスタッフは)質の低い安価な「なんちゃって整体」を学ぶパターンもあります。 *質の低い安価な「なんちゃって整体」 整骨院/整体院は経営しています。だから百万/日の講習会費用であっても、(ゴッドハンドになれて)一千万円/年の売上が期待できるなら妥当という世界です。また講習会費も経費で落ちます。よって安くて良い商品は存在しません。理学療法士や作業療法士が手取り20万円弱の給料でいかに良さそうであっても中古の軽自動車買える講習会費を払って行くのはありふれた光景ではありません。 下肢は理学療法士、上肢は作業療法士と答える人(大多数の現役含む)がいますが、それは大きな間違いです。理学療法士が手指巧緻動作練習を行っていいし、作業療法士が歩行練習を行ってもかまいません。 また、医療と介護保険下で分けて考えなければなりません。 医療保険下においてのリハビリ 骨折等の整形外科的疾患から脳梗塞/出血などの中枢系疾患、施設によっては呼吸器疾患、心臓等循環器系の疾患を扱う事があります。 理学/作業療法の明確な職域はなく、施設によっては上肢は作業療法士、下肢・体幹は理学療法士と分けられたり、職場への移動手段確立を希望している患者は理学療法士、デスクワーク等上肢を多用する職場復帰デスクワーク等を希望している患者は作業療法士が行ったりします。いずれにしても原疾患に伴う症状により割り振られるのが普通です。 しかし、中小医療機関などは、作業療法士が在籍していない職場は未だ多く、場合によっては理学療法士が基本動作から応用動作まで指導する必要があります。よって、理学療法士は上下肢体幹にかかわらずオールマイティーにこなせなけばなりません。逆に、理学療法士が在籍していないところはないと思うので(全くないとは言いません)、作業療法士の場合は上記スキルを必要とすることはないでしょう。 そして介護保険下でのリハビリです。 医療保険でのリハビリは原疾患に対するリハビリなのである程度道筋が見えているのでやることははっきりしています。しかし、介護保険下では疾患に対するアプローチではなく、利用者の身体、生活状況にアプローチしなければなりません。つまり、セラピストのセンス如何によっては有意義にも無意味にもなり得ます。そのため、医療保険下以上に職域の差はありません。 利用者が明確に下肢のリハビリ、上肢のリハビリの希望を出せばそれぞれ理学療法士、作業療法士を割り得てるのですが、実際にはそのような場面はほとんどありません。ケアマネから、「運動しないと寝たきりになってしまいますよ」といわれて半強制的に来ている人がほとんど。したがって、理学/作業療法士ともに同じような事を行っているのが現状です。理学/作業療法士間でコンセンサスをとれればいいのですが残念ながらそうはいきません。 いろいろと書きましたが、学生には機能的にアプローチするのが理学療法士、能力的にアプローチするのが作業療法士と指導します。医療と介護では求められている内容が違います。そして現場によっては明確な職差はないと言うことです。法的な制約はありません。理学/作業療法士間でコンセンサスをとれればいいのですが、残念ながらそうはいっていません。
私はPTですが、もし今からなれるならOTになりたいです。 人間くさい分野が大好きです。リハの中で一番奥が深いなぁと日々感じるのもOT分野です。PT分野は参考書も講習会もたくさんあって、OTお断りの所は殆どありません。 人間の基礎的な部分(どちらかと言うとPT分野)があって、初めて応用的な部分(どちらかと言うとOT分野)が生かされます。だから、どちらも大切ですが、私はどちらかと言うとOTに近いPTです。PTに近いOTも必要です。 そして、PTは年間一万人資格者が増えてて、活躍分野も狭いし、これから資格取るならOTの方が就職にも有利ですよ。 どちらにしても応援してます! 頑張ってくださいね!
そんなブレブレの奴なんて、どっちやっても同じじゃね。 どっちにしても、ある程度の職域は選べるし、 名称独占の職種だから...OTだからこれしちゃダメ、PTだからこれしちゃダメ、っていう事はないし。あとから別の道へブレる事もできるから気にしなくて良いよ。 まぁでも、やるならOTの方が良いと思うけどね。 私はOTだけどさ、 PT程の徒手技術は無いけど、PTの治療に対する考え方は理解できるし、治療について議論できる。だから、その気になれば、時間はかけてでもPT並みの技術を習得して同等の仕事をする事は可能だと思う。 逆に、OTの治療理論とかって、PTの理解を得難いなっていう実感がある。患者さんについてのOTの見解をPTに説明する時、いつしか素人相手に話してる時と同じ説明をしている時がある。つまり、OTの治療理論についてこれないPTが多い。 だからPTがOTを理解し切るって難しいんじゃないかね。 例えば、「達成感が次の課題を取り組む意欲につながった」とかリハビリ場面でよく聞かれるフレーズだけど...PTはそのフレーズそのまま、「あぁそうだよね」って理解する一方、 OTは「達成感ってこの場合何を意味するの?」「意欲って何?」とか、人が当たり前に抱く思考や感情も科学的・論理的に捉えていく。 つまりこれは、PTのPとOTのOの違いにつながる話なんだけど...ところで PTとOTって、何の略語か分かる?そこから調べると良いんじゃない? ってな訳で ここの回答者でも居るけど、 PTとOTって、どっちも同じような事やってる とかいう奴の話は参考にしない方が良いよ。 PTとOTって全然違うから 身体分野でも、PTとOTの役割って違うから。 精神分野はOT、身体分野はPTって(笑)そんな子供が分けたような線引きで、専門職が分かれてると思う? そんな話は無いからね(笑) 「PTとOTって、どっちも同じようなもんだよ」 なんでそういう事いう奴が多いか分かる? ...中途半端なPTとOTが多いからだよ。 極めりゃちゃんと二分化するんだけどね。 大して勉強しない人が多いから、わかりやすく、リハビリしている雰囲気のある関節可動域訓練とかやっちゃうんだよね(笑)
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結論から言うと、精神分野に進まないならPTの方が良い。 世間に存在するリハビリ対象者は圧倒的にPTの守備範囲の患者が多い。 だから他の回答者の方が言うように病院、特に回復期ではOTもPTと同じ疾患を見ることを求められる。 現状の病院の人員配分を見れば分かるけど、OTがPTより多いことは絶対ないのはそういう理由。 身体機能解剖、運動学については卒業時点で圧倒的にPTの方が知識量が多い。 精神OTの専門分野なのでPTがどう頑張っても無理だけど、その分PTは身体機能について学んでくる。 卒業後、優秀な子なら頑張ればPTに追いつくことも可能だが、ベースのレベルが低いのでかなり厳しい戦いを強いられる。 精神以外であればPTがOTに寄せることは簡単だけど、OTがPTに寄せるは結構ハードルが高い。
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