長文です。

Question

長文です。親の価値観が分かりません。

家族との会話で、話題が料理人について話していました。今、料理人って、高校の調理科とか専門学校とかを卒業すると、調理師免許が取れるじゃないですか。
それが私の親は気に入らないのか、

「昔の料理人は修行でいきなり調理なんてさせて貰えなかった。ひたすら皿洗いとか下処理とか雑用とかして、目上の人に散々いびられてようやく調理の方にかかわれた。今の調理師は簡単に学校だけ行って終わりだから、ろくに魚も裁けない奴が出来る。昔はもっと修行を積んでいた。」

とグチグチ言ってきます。
私の友達にも高校の調理科に進学した子がいるのですが、その子は親が調理師で、「自分も調理師がしたい！けど、家が裕福では無いからなるべく早く働きに行かないと行けない。高校で資格が取れるから、調理科に行く！」と言っていました。

私は将来の夢とか特に無いので、その子が夢を持って、親とか家族の為に頑張ろうとしている姿に単純に凄いいし偉い子だなーと思いました。

親は、何かを中途半端にしている人が許せないんだと思います。でも、世の中の全ての人が何かを極めていく必要ってあるんでしょうか？資格を取って就職してお金を稼ぐ調理師はいけないのでしょうか？
皆が修行できる訳では無いと思うんです。（友人のように早く賃金を稼ぎたい人とかがいるから）

高校の調理科の友人は半端者でダメなのでしょうか
資格を取って働いて家族を支える、それではダメなんでしょうか

※親は調理関係とは全く関係無い仕事をしています

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Answer 1

同じような話は世間でも掃いて捨てるほどあります。

親御さんの価値観は所謂職人気質の方なんですね。

調理師と料理人をごっちゃにしていそうです。

同じような話として大工が挙げられます。
やはり街の工務店に就職してひたすら雑用ののち、数年してやっと加工などを教えてもらえる…と言うイメージがあります。

大工の場合は危険作業や多岐に渡る道具の名称、作業手順や現場に応じた臨機応変の対応の方法などを下積みの期間学びます。

調理師も同様でしょう。
特に刃物や毒のある食材、食中毒の防止法などの基礎を雑用などから学び、基礎ができたら調理を任せる。
そんな時代のイメージを持っているのでしょう。
でも実際にはある程度できるようになれば今ではメニューの一ジャンル化している賄い飯などの調理を通じて味の整え方などを修行しているのです。
店にもよりますが。

でも昨今の経営環境では大工も調理師も即戦力が求められています。
どちらも小規模零細経営が圧倒的に多く、おいそれと数年以上かけて一人前にするような余裕はありません。
ですので専門学校などでその修行のある程度の時間を肩代わりしているのです。

また大工職ではそもそもの加工を工場でロボット工作機械でやらせて、ノミなどでイチから刻む作業を省略化させています。
これも数年以上かけて覚える技と勘所を短縮化させるためですね。

こうした事はやはりその業界にいないとなかなかわからないことです。

料理人にしても下ごしらえなどで食材を捌く作業は高級店やファミレスなどでは目にする事はありません。

ですからテレビを見て、あんな若造が！ってなるのでしょう。
絵的にもその方がウケやすいですしね。

ですから親御さんも昔のイメージで物を言っているだけですので、聞き流せば良いのです。

そもそも人はこうしたことは自分で見聞きして実際に体験したことがベースになります。

あなたのお友達が立派に家族を支えようと今の環境に準じて頑張っているのを見て聞いているのと同様に、親御さんの時代は今より掃いて捨てるほど親御さんの言う通りの方法で手に職を得ていた人が圧倒的多数だったのです。

ですからどちらが間違っているとかではなく、両方とも正しいのです。

ただ、昔とやり方が違うだけです。

Answer 2

考え方が古いってよく言うやついるんだけど
メンタルとしては必要な事なんだよね
スポーツでも根性だなんだの精神論は古いって言うけどメンタル強化は必須なわけで
料理もそう下積みがあるから耐えられたりする
段階を踏むって事に意味がある
ここまでは親御さんのフォローね
ここでの調理師が何を指してるかはよくわからないが
資格をとって就職するよりはすぐ就職したほうが圧倒的に有利だよ
極めていくかは別として基本的に競争社会で緩い事をしてたら喰われちゃうよ
最悪窓際生活でも生きてたらオッケーなら好きにすればいいと思う

Answer 3

昔と今は違います。
昔はよくあーだったこーだったという人が居ますが、それはもう古い考えだと思っています。

魚を捌けないやつが出来ると親御さんは仰っていますが、調理師免許を取る過程で捌けるようになります。なんなら一般的な主婦の方たちより手の凝った難しい料理も作れるようになります。
私にも調理科に行った友人がいます。その子は調理科に行く前まともに料理ができない子でした。
今では、見違えるほど美味しい料理を作っています。この前食べさせてもらったんですけどめちゃくちゃ美味しいです。
どの資格を取るにしても目には見えない努力をしているのです。
調理科にいるあなたの友人は半端者ではありません。むしろ努力家だと思います。
資格を取って、家族を支えるために稼ぐなんていい子ですねその友人は
素晴らしいです。

あと、1つだけ言いたいです。
気を悪くしたらごめんなさい。
あなたの親御さんは調理師は半端者だ的なこと言ってますが、調理師についてあまり知らないのに半端者だあーだこーだ言うのはどうかと思いました。

Answer 4

自分は大変な思いをしてきたんだから、下の世代も大変な思いをするべき派なんだと思う。
らくするなんてズルいっていうのが根底にあるだけ。
案外いろんなところにこの考えの人がいて、楽をすることを邪魔してくる。

私のところだと、PTA.今の働いている人に合わせて変えていこうってなると必ず、自分たちはそれでもやっただから下の世代もやるべきって人が邪魔してくるのよ。

要領のいいことに便乗してくる上の世代もいれば、ずるいずるいと邪魔する人がいる。あなたの親御さんは、たまたまずるいって考えるタイプだっただけ。

資格を取ってお金を稼ぐいいことだと思います。
親御さんの世代は子供が多くて競争社会だったけれど、昨今は違うのね。
また黒字倒産するとか言われるくらい、若い働き手がいないから、バイトとかも取り合い状態で時代が変わったのよ。
ひどい扱いをしても、仕事を続けないとじゃなくて。
他にも仕事先があるから、ひどい扱いされたら若い子は当然やめるのね、でも、親御さん世代だとそれを受け止められない人がいるんだと思う。自分たちの若い時のことが基準になりやすい。それ以降のことってなかなか受け入れられないらしいよ。

楽して結構！結果が全てよ。