うちの会社の薬剤師さんが言ってましたが、薬剤師ってそれほど高給取りではないそうです。 確かに、ドラッグストアの薬剤師さんは給与が高いですが、昇給が良くないです。 一方、病院薬剤師は、登録販売者の私よりも給与が低い人も居て、薬剤師の場合、勤務先によってかなり違いが出てくるとの事でした。 具体的な数値を書きますと、初任給として手当込みの金額は ①6年制の薬学部(学費1200万円)を卒業して、薬剤師としてドラッグストアに就職した場合:30万円弱 ②2年制の専門学校(学費190万円)を卒業して、登録販売者として就職した場合:20万ちょっと(※) ③6年制の薬学部(学費1200万円)を卒業して、薬剤師として病院に就職した場合:20万円くらい ※②専門学校時代に、給与を貰いながらアルバイト実習をしたので、入社してすぐに管理者になったため、登録販売者手当込みとなっています。 ①は、薬学部の学費や②と比べると4年間の収入ロスとなり、月10万円の差があっても、以下のように16.4年経過してようやく±0になります。 薬学部学費1200万円-専門学費190万円=1010万円 収入ロス:月収20万円×12か月×4年間=960万円 合計1970万円となり、収入の差で埋めるには、 1970万円÷10万円=197か月=16.4年 ③の場合は②とあまり変わらないので、一生働いても給与的には②の方がいいと思います。(うちの薬剤師さんが言うには、病院薬剤師は金ではなくキャリアのため働いているから、給与は安いそうです) 一方、薬学部に入学しても、勉強についていけず、留年や退学になる人も多いそうで、うちの会社にも、退学になって、フリーターで奨学金を返しながら働いている人がいます。(中退なので高卒扱いで、給与も安いです) さらに、薬学部が増えすぎて、薬剤師の給与がこのまま維持される保証はありません。調剤薬局でも、事務による調剤が解禁されたので、薬剤師の需要がやや減って、調剤ができる調剤薬局事務を積極的に採用する流れになってきています。 そう考えると、私立の薬学部に進むのはリスクが高いと私は考えます。 国立大学薬学部に行けるような人なら、薬学部に進んだ方がいいでしょうけど、私のように勉強が得意でない場合は、専門学校で登録販売者を取った方がおすすめです。 なお、高卒の場合、企業によっては短大・専門卒以上と条件があったり、専門学校の場合、OBOGが沢山いるので就職活動時に役立つことを考えると、専門学校くらいには行っておいた方がいいと思います。
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全ての医薬品に対応が出来る薬剤師の立場は上位資格です。 2・3類医薬品のみ対応しかできない登録販売者は下位資格です。 薬剤師の就職先は、病院・薬局・調剤薬局・製薬会社・食品会社・化粧品会社等の幅広い分野で活躍が出来ます。 薬剤師資格は幾つかの技術者資格も同時習得になります。優秀な薬剤師は研究者・開発者になることも出来ます。 薬剤師が出来る業務は幅広いです(管理薬剤師は開業も出来ます) ドラッグストアに就職した場合は、キャリア&スキルアップ皆無・昇給皆無・店長代理の業務・下位資格の登録販売者・パート・バイトの指導をしなければいけません。学んだ知識は維持したい薬剤師なら、ドラッグストアに就職は完全に避けています。 登録販売者は、AI技術により今後は厳しいです。 登録販売者の業務くらいなら、AI技術カバー&導入可能が出来るからです(少数の管理者はいりますが、多数の登録販売者は確実に不要になります) ドラッグストアの今後は、競合が熾烈・残留店舗・新規店舗の経費の為に、人件費抑制になり多数の登録販売者がリストラ対象者になってきます。 登録販売者の資格自体が無意味になる可能性は高くなります。 *1類・要指導医薬品の販売をAI技術に転換するには、リスクが高いので不可能になります。
2人が参考になると回答しました
全然違いますよお給料。そりゃ薬剤師の方がいいに決まってます。 6年間薬学部で勉強してから取れる薬剤師と、 高卒以上なら誰でも受験できる登録販売者。 登録販売者は扱える薬の種類も限られているし、まだまだ知名度の低い資格です。 取っておくといいこともあるかもですが、個人的にはドラッグストア勤務だったとか、そういう予定のある人以外はあんまり意味ないと思ってます。実務経験が必要なので。 自分に合ったものが見つかるといいですね。
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