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新司法試験

新司法試験現在残っている旧司法試験は2011年で終わると聞いていますが、その代わりに「予備試験」なるものが現れる背景とは何なんでしょうか?法科大学院に行かずに司法試験を受ける人のため?車の運転免許に例えると「一発試験」みたいなもの? 現在、法科大学院を修了した人の新司法試験の合格率は40%ぐらいだったと思いますが「予備試験」の合格率はもっと低いのでしょうか?仮にその合格率が1~2%だったなら法科大学院2~3年分の経費は安いと言える? 以前、三大資格として「医者、弁護士、技術士」と聞いた事がありますがこれってホント??

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    予備試験を導入する理由は、経済的事情により法科大学院に進学できない者や 既に実社会で経験を積んでいて進学する必要性がない者に対しても 法曹資格を取得できるルートを用意しておく必要があるから、というものです。 教習所を法科大学院に、技能試験を予備試験に、学科試験を新司法試験に例えれば 予備試験ルートのことを運転免許の「一発試験」に例えることもできるかもしれません。 最も予備試験でやるのは新司法試験と同じく法律試験ですから(教養試験と実務試験もあり) 運転免許の技能試験・学科試験のようにやることが別ということではありません。 (なお予備試験合格=司法試験合格ではありません。新司法試験受験資格が与えられるだけです。) 予備試験の合格率は相当低くなると思われます。新司法試験への移行が進んだ現在でも 旧司法試験への出願者は20000人を超えています。(今年度は21994人) 他方、法務省や日弁連が最近になって法曹増員計画に難色を示していること、 法科大学院側は合格率維持のため増員を積極的に要求していることなどを考えると 予備試験の合格者数はある程度抑えられることにならざるを得ないと思われます。 そうすると、予備試験の合格率は旧司法試験と同レベルの低さになるのではないでしょうか。 ただいくら低合格率でも、法科大学院に進学するリスクを考えると予備試験のニーズは 結構高いものになるでしょう。学費自体は全額免除特待生になるなどしてカバーできますが 2、3年間仕事にも就かず、大学院に専念するというのはどうしてもリスクが高くなるからです。 「○大資格」と言うのは資格学校や人によって何が含まれるかまちまちですから、何とも言えません。

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