解決済み
作業療法士と理学療法士の違いについて 作業療法士は応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため移動や食事、入浴、排せつなどの日常生活活動に関する訓練や福祉用具の使用訓練を行う。理学療法士は基本的動作能力の回復を図るため、治療体操やマッサージ等の物理療法を業とする医学的リハビリテーション。 とありますが、病院でのそれぞれの役割の違いをもう少し具体的に知りたいです。 お願いします。
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働かれる機関にもよると思います。 そこそこ大きい病院であれば、例えば脳疾患で半身不随になられた方を例にとると、左半球で出血等がおこって麻痺が出た場合 失行という症状がでやすいです。 物の名前は分かるんだけど使い方が適切ではないということですね。 例えば歯ブラシを見て、これは歯ブラシですと答えられるけど、使ってみてくださいというと鼻に入れたりする。 こういった認知機能や脳の疾患による症状、嚥下などの喉回りの症状については言語聴覚士(ST=Speech Therapist)が対応します。 急性期の寝たきりの状態から歩行などが出来るように体そのものを動かしたり体力や筋力をつけたりするのが、理学療法士(PT)のお仕事。 起きられるようになって箸などが使えない、着替えでボタンが留められない、歯ブラシをもつ筋力がついたけど上手く歯磨きが出来ないなど生活に直結する動作を出来るようにするのが作業療法士(OT)です。 でも、介護施設などになると、体力が落ちにくくするための機能訓練やそれこそ生活動作(洗濯物を畳んだり、干したり、水が入った容器を持ち上げてお茶を入れたりなど)の訓練は、理学療法士がいれば担当しますが、看護師や介護士も行います。 誰が担当するかで加算が取れるかどうかは変わってきますけど・・・ 働かれる機関によって、微妙にやる仕事が変わってきますね。 大まかなイメージとしては上記のとおりです。 参考になれば幸いです。
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