解決済み
検察官は国家公務員?「検察官」は検察庁という組織で働くことになりますが、検察庁=”庁”という名がつくお役所は「国家公務員」だと思うのですが、検察官の人は”国家公務員の試験”をパスするのですか?それとも、”司法試験”をパスするのですか? 国家公務員ってことは”国家公務員の試験”をパスしないといけないだろう~と思ったり、いや、でも検察官は法曹3者の一つでもあるから”司法試験に合格”しないとなれないだろう~と思ったり・・・ 知識に乏しい為、質問に不備があるかもしれませんが、訂正、ご教授願います。
つまり検察官になるには、「司法試験合格」が前提の話で、検察官の職種(副検事、検事、検事長、次長検事、検事総長)のうち、”副検事””検事”は、”検察事務官(こちらは普通の国家公務員試験を受験した人間)”の身分でも実力次第で這いあがれる。 けれども、検察官は同族意識が強いから、よくいえば、司法試験に合格してもない人間を”検察官”と認めたくないという排他的な考えを持っている。 以上のような解釈でどうでしょうか?
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検察官は法務省(の中の検察庁)職員ですから、国家公務員です。 なるためには、司法試験をパスしなければなりません。ご指摘のように、裁判官、弁護士と合わせ法曹三者ですから、司法修習中に道を選択します。修習所の検察官出身教官が、「お前は刑事事件に向いているから検察に来い」とリクルートすることもあります。 修習後、検察官希望者は検察庁(=法務省)に、裁判官希望者は最高裁に、そして弁護士希望者は、在野の法律事務所にシューカツすることになります。ですから、検察官は国家公務員ですが、国Ⅰ、国Ⅱ、国Ⅲといった採用試験を受けるわけではありません。 さて、ここまでは「原則」ですが、長年、検察事務官(国家公務員採用試験を受けている)として勤務したベテランには、検察官として任官される登用制度があります。同じ検察官でも「検事」ではなく「副検事」で、区検などの小さな検察庁で勤務し、交通違反の略式起訴といった小さな事件を担当します。 さらに、この「事務官上がり」の副検事を一定期間、優秀な成績で勤めると、正規の「検事」に任官されるケースもありますが、ほんの一握りです。2009年5月、JR埼京線電車内で女子大生に痴漢行為をしたとして、東京都迷惑防止条例違反容疑でさいたま地検の検事(当時46)が警視庁に逮捕されましたが、彼はこの「副検事上がり」コースでした。検察事務官にとっては期待の星だったワケですが、検察官仲間に恵まれず(法曹は同属意識、同期意識が強いのです)、事件をもみ消せなかったようです。
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