長年、学童保育で責任者をしております。 同じ学区で働くことができないというきまりは、政府として規定はしていませんが、学童保育業界ではしばしば見られるルールになります。 まず、求人広告に記載がなかった理由ですが、求人広告を出す際は限られた紙面の中で必要最低限の情報を載せなければなりませんので、すべての情報を載せる事はできません。 その為、気になることや譲れない条件がある時は、事前に採用担当者に質問したり、面接の際に確認する必要があります。 どの仕事でもそうですが、働く前に知らなかったことや聞いていなかったことなど働き、はじめてから知るものも多くありますので、注意が必要です。(就業規則やアピアランス、社外秘の情報など) 次に同じ学区でお仕事ができない理由ですが、これは公平性が保てなくなることがある為です。 同じ学区の場合、元同級生や家族や友人、ご近所さんやその画像が利用者として来ることがままあります。 指導員は全ての児童と保護者に対し、公平かつ平等に接していかなければなりませんが、指導員がどれほど公平に接しようと努めていても、相手が上手く距離感を保てなかったり、周囲が依怙贔屓だと思ってしまうことがあります。 また、同じ学区の場合は自宅を特定されてしまうリスクがあり、休日に子供達が押しかけてきたり、いたずらをしたりすることもあります。子供がベルを鳴らして出て話している姿をご近所さんや保護者に見られ、「児童を自宅に連れ込んでいた」等と言われたら非常に厳しい立場に立たされます。 また、どこで保護者が見ているか分かりませんので、朝のごみ出しやちょっとコンビニに行くという時も常に身だしなみや言動に気を配らなければいけなくなります。 そうした理由から、同じ学区には配属しないというルールを設けている運営事業者が存在しています。 参考になれば幸いです。
公設学童の職員です。 私の地域でも、自宅の校区内の学童では働けないことになってますよ。 正職員でもパートでもです。
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