現役の消防官です。 先の方とダブる部分がありますが、ご容赦ください。 消防士(消防官)になるには、各消防本部が行う採用試験に合格しなければなりません。 受験資格は細かな内容がありますが、ざっくりと言うと「高校や大学を卒業する年齢になれば受験できる」というものです。 採用時に、浪人や留年なしで高校を卒業する年齢になれば受験できるので高三の年に試験を受けることもできます。大学も同じです。 学歴に制限をかけている(例えば「学校教育法に定める高校を卒業、または卒業見込みの者」など)場合は学歴基準を満たさないとダメですが、地方公務員ではそんな基準は少ないと思います。だから、中卒でも受験できます。ただし、高卒ぐらいの学力がないと、消防学校や消防署で勤務するようになってからの勉強についていけなくなる恐れがあります。 高卒で消防官になるための年数はありません。高校三年次に受験して合格すれば、高卒すぐに消防官になります。その時には「消防士」という階級が与えられますし、制服も貰います。 消防官に採用されると最初の半年または1年間は消防学校に入らねばなりません。 これは消防官として最低限の知識や技能を身につけるためです。 消防学校に入るのは、消防本部に採用された後ですから、ぶっちゃけた話「消防官としてなんの役にも立たない」段階で、給料が出ます。勉強や訓練は「お仕事」なんです。 たまに、消防学校を専門学校か何かと勘違いしている人もいますが、消防学校は現職の職員や消防団員を教育訓練するところです。 わかりやすく言うと、消防学校卒業は学歴になりません。 試験についてまとめると、一般の地方公務員(事務職)と消防官の試験とでは、筆記試験は大した差はありません。 例えばA市の市役所職員の採用試験と、A市の消防官試験は同日に行われます。試験問題も同じです。 わざわざ日を変えて試験を行うと、問題は変えないといけないし、試験会場押さえないといけないし、試験監督の職員も用意しなければなりません。つまり、手間とお金がかかります。そんな面倒はしません。 ただし、消防官試験では、体力試験、健康診断があります。 体力試験は消防本部によって異なります。内容を知りたければ、受験したい消防本部に問い合わせてください。 健康診断は、消防は過酷な活動をすることがあります。それに耐えられないと判断される病気や身体の特性があれば、危険因子になるので採用されないんです。 ただ、検査で引っかかっても、精密検査を受けて医師が問題ないと言えば、採用されます。 なので、筆記試験の勉強だけでなく、体力をつけておく必要もあります。 ランニング(長距離走)や懸垂、腹筋、腕立て伏せ、スクワット、短距離走(100mぐらい)などをやっておくといいでしょう。
各自治体の消防庁の採用試験を受け、内定をもらえばなれます 内定をもらってから、半年間消防学校で研修を受けたら実地に入れます、何年かかるのか、というのはそういう意味でいいですかね? 就職活動ですから面接でしっかりとした話す内容を考え、話すこと、最低限、可能ならそれ以上の教養を身に付けること 公務員試験と消防士試験について、とはどういうことかよくわからないので細かく返信で質問してくれれば答えます 体力はあればあるだけいいですが、少なくとも採用試験の体力試験をパスできるだけの体力は必要です
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