市役所に申込書を提出しに行った時、軽く人事部の方と話しました。相手の方は「面接には関係ないので」と言っていて、とてもフラ…

Question

市役所に申込書を提出しに行った時、軽く人事部の方と話しました。相手の方は「面接には関係ないので」と言っていて、とてもフランクな雰囲気で話しました。私もまだこの時筆記試験の対策に集中していて面接対策をしていなかったので、面接向きの答えは用意しておらず、本当のことや本音に近いことを言ってしまいました。やらかしたなって思うのが、この市に住むことにした理由です。学歴を見られて地元じゃないことがバレて、どうしてこの市に来たんですか？って聞かれて、迷って「同棲です」と答えてしまいました。同棲なんて言わない方がいいってことくらいは分かったので考えたのですが、その場で建前作っても嘘くさくてバレると思いましたし、他にいい言い方思いつかなくて、長く考えるのもおかしいと思ったので言ってしまいました。これ、面接受けた時に「なんでこの市に来たのか」聞かれたら、もう「同棲」って正直にいうしかないですかね？私が申込書提出した時に話した方が面接官かもしれないですし、違う人だったとしても人事部内にその人がいる限り嘘ついたらバレる可能性はありますし…

補足

「同棲がきっかけでこの市に移住したが、こっちに来てから市の魅力に気づきこの市のために働きたいと思った」でカバーできないでしょうか…

Answer 1

面接官は少なくとも係長級、多くは課長級以上でしょうから、申込書を受けた人が面接官の可能性は低いと思います。
ただ、可能性が「絶対ない」とは言い切れないですし、情報をメモされて面接官に提供しないとも限りませんから、完全に無対策とはいきません。

ここから、質問者さんに対する回答としては「本筋」ではありませんが、質問者さんを惑わせる意見が出る場合がありますので、細かく物事を抑えて書きます。
面倒ならば★まで読み飛ばしてください。

この種の話をしていると、「公務員試験は前歴・職歴不問で、全ては試験の成績」「いわば憲法違反の質問はあり得ない」という旨の意見も出てきます。
しかしそれは、事の問題点を正しく理解していない意見です。

質問者さんが気にしている「街に住んだ理由」とは違いますが、例えば「職歴・転職・前職に関することを聞かれた」という情報は、その気になればWeb上の掲示板や転職成功記などから、いくらでも探し出すことができます。
http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/govexam/1564457973/l50 で、左上の方にある「全部」を選択すると、14・221・434あたりは職歴・転職理由などが話題となっているのが分かります。

また例えば、横浜市の「エントリーシート入力についての注意点」を見ても、職歴・学歴の項目が存在する資料を、面接で使うことが明記されています。https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/saiyo-jinji/saiyo/saiyo-i...

「公務員試験は前歴・職歴不問」 は、受験資格としては「不問」です。
しかし「面接で聞かれることは無い」という意味ではありません。
そして、面接で聞かれたことに対して、面接官が納得できない回答をすれば、人物試験（面接など）の成績が低くなります。
ですから「全ては試験の成績」だけを評価すれば「そのとおり」ですが、質問への回答が成績となって合否に影響する以上、「不問で、全ては試験の成績」とは言えません。

「いわば憲法違反」も、前歴・職歴そのものだけで合否を判断したならば「そのとおり」です。
しかし、「前歴・職歴に関する意識や状況を質問して採点する」ことは、法令遵守の意識が高い大都市でさえ行っていることです。
これを「憲法違反だ」と言うのは、ただ物事を混同しているだけのことです。

いずれも、「問題点の把握が正しくできていないか、現実を見ない先入観や理想論に捉われている意見」としか言いようがありません。
もしもそうした意見に出会っても、惑わされることがないようにしてください。

さて、私は「問われるか・問われないか」の例として「職歴・学歴」を挙げましたが、質問者さんの場合も同様です。
「街に住むことになった理由」自体はたいして重要ではなく、全く質問されない可能性もありますが、志望動機に大きく関係する可能性があるだけに、気は抜けません。

★
ですから、受験者側の対策としては、質問を受けた時に備えて説明を考えておくべきことは、疑いの無いところだと思います。
すると、質問者さんが補足で言われているとおり、「住んだきっかけは同棲だが、志望した動機は他にある」ことをアピールする必要があります。

ご自信の経験や意識を分析（自己分析）と、団体・職種の分析を徹底して、良いアピールを固めていってください。

頑張ってください。