公務員は政治的中立性を守らないといけないとありますが、

Question

公務員は政治的中立性を守らないといけないとありますが、実際これはきわどいとかけど実際はこうだ、こういうのはどうなんだとかありましたらぜひ教えてください。
またデモ行進で戦争反対を訴えるのは政治的中立性に反しないのですか？

Answer 1

地方・国家公務員にも、労働組合があります（現時点では、労働三権が保証されていないので、ストライキなどはありません）。
個別に労働組合を見ていくと、あまり政治色がない場合が多いみたいですが、公務員の労働組合の連合団体みたいな上部の
組織があって、そこには、やはり政治カラーがあるようです。
ちなみにその上部組織は、おおまかに２つあるみたいで、片方は共産党系、片方は民主党系（旧社会党系）です。
だから、メーデーなどの場合は、それぞれが別々に集まっていたりしますし、その系統の政党の方が来られていたりします。

とはいえ、選挙の応援などに動員がかかることはないようです（明らかに違反になるようですね）。
選挙のたびに、政治的中立をまもりなさい、というお達しが内部で回ってくるようです（公務員でも個人の思想・信条は保障され
ますから、自分がどこに投票してもいいのですが、他の人に勧誘したりするのはＮＧということになってるようです）。
まあ、あまり服務違反という話も聞かないので、ほとんどの方が政治的中立は守られているのではないでしょうか。

デモ行進するのは、いわゆる組合活動で、何名行け、と言われて動員をかけられることが多いようです（メーデーとかビラ配りなども動員がかかっているようです）。戦争反対については、条件によりますが一応どこの政党も否定はしないと思うので、政治的中立は守っている、という理屈になるのだろうと思いますよ。

Answer 2

中立とは「どちらにもかたよらない」ということです。
ところが、真中にいても、左側から見れば右だと言われますし、
右側から見れば、左と言われます。
これではどうしていいか分からなくなり、結果として避ける
政治的問題にはタッチしない・言及しない、行動しないことが正論になるのです。