解決済み
医療現場においてMRI検査、およびエコー検査をする方の資格を教えてください。 その答えの根拠となる法律なりなにか文面のリンクがあればありがたいです。また資格を必要とされる場合、資格がない人がMRI検査及びエコー検査をした時の罰則などあれば教えてください。 またその根拠となるリンクが解れはお願いいたします。
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<MRI検査> 核磁気共鳴といって磁力を用いた非侵襲性検査です 法的可能資格は ・医師 ・歯科医師(ただし歯科診療に関わるもののみ) ・看護師(放射線を使わない検査のため、診療の補助業務として扱い可能) ・診療放射線技師(MRIは放射線を扱わないがエコー検査とともに許可されている) ・臨床検査技師(放射線を扱わない画像検査であり可能) です。実際は診療放射線技師がほぼ独占しているのではないかと思います。 一般開業医で扱っている場合は上記すべでが取扱いしうるものです。 でも実は造影検査をすることを考えると看護師だけでさせるほうが効率的だったりします。放射線技師や検査技師単独では造影剤注入のための穿刺行為が行えません。看護師や医師がルート確保し器械での自動注入を行う場合のスイッチ操作のみ可能です。 http://www.jart.jp/news/ib0rgt0000001eg1.html <エコー検査> 超音波を用いた非侵襲性検査です 法的可能資格は上記MRIと同じです。 そしてエコーにも実は造影剤を使う検査があります。 この場合も同じで当然ですが看護師が一番優位です。 でも多くの場合は さらに検査の内容をわけて ・生理的検査(心エコー 動脈機能検査など) ・解剖学的検査(腹部エコー 表在エコーなど) で前者は臨床検査技師 後者は放射線技師と臨床検査技師 このあたりで住分けているのが一般的であろうと思います。 理由は放射線技師はCT・MRIといった画像検査室に局在しその部分での仕事が多いこと、解剖学的な見地での検査に優れるので同じエコー検査でも得意領域があることからです。そして臨床検査技師は心電図はじめ生理検査を主としてこなす関係からエコーを用いた生理検査一般は彼女らが行うほうがスムーズであるということによります。もちろんすみわけは病院ごとに異なりますけどね。 >資格がない人がMRI検査及びエコー検査をした時の罰則 一般には診療放射線技師法および臨床検査技師法ないしは保助看法違反での検挙対象と思います。医師の指示なく勝手に行っている場合は医師法違反もあり得ます。
http://www.houko.com/00/01/S26/226.HTM 診療放射線技師法24条、31条→医師、歯科医師、放射線技師(歯科医師の場合は口腔分野に限定されるのかもしれませんが)。罰則は懲役1年もしくは罰金50万以下。 http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxrefer.cgi?H_FILE=%8f%ba%93%f1%8e%4f%96%40%93%f1%81%5a%8e%4f&REF_NAME=%95%db%8c%92%8e%74%8f%95%8e%59%8e%74%8a%c5%8c%ec%8e%74%96%40&ANCHOR_F=&ANCHOR_T= 保健師助産師看護師法31条、43条→医師、歯科医師、看護師(例外規定として臨床検査技師、罰則は懲役2年以下、罰金50万以下で併科される場合もあり)
MRI検査は診療放射線技師です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BA%E7%99%82%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%E6%8A%80%E5%B8%AB エコー検査は臨床検査技師です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E5%BA%8A%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E6%8A%80%E5%B8%AB 罰則はわかりません。もちろん違法だとは思いますが、MRIもエコー検査も人体に害をなすことは基本的にはないですから、刑罰にはならないでしょう。
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