先日、文理選択についてアドバイスをいただいたのですが、 その時は興味がある職業がなく、私の学力的にも文系のほうがいいと…

Question

先日、文理選択についてアドバイスをいただいたのですが、
その時は興味がある職業がなく、私の学力的にも文系のほうがいいと言われました。

ですが、大学の先生直々の職業説明の授業で、音響関係の仕事に興味を持ち、音響エンジニアに惹かれました。
それを親に話してみたのですが、聞く耳を持ってくれず、
「何夢みたいなこと言ってんの」「学ぶ価値がない」
と一言で片付けられてしまいました。

どうやら私は
教師、保育士関係、看護師、パソコンを使った事務関係の仕事の中からしか選ばせてもらえないみたいです。
でも、これらの仕事には興味すらありません。
そんな仕事のためにツライ勉強をしなければいけないと思うと悲しくなります。

音響エンジニアはそんなにも価値がない仕事なのですか？
そんなにも就職口がなく、求められていない仕事なのですか？
音響関係の仕事について、誰か教えてもらえませんか。

また、音響関係の仕事を目指すなら
やっぱり理系の方がいいのでしょうか。

Answer 1

まあ毎日直に接している親御さんのご意見は、たとえボロクソでも的を射ていることは確かですよ、よほどに仕事が忙しいとかで放任ならともかく。

音響エンジニアは「やふーきっず」にも紹介されている、わりとスタンダードな職業ですね。
http://contents.kids.yahoo.co.jp/job/job_name/059/index.html

プロ級ミュージシャンから道を転じるなどして、「音響工学」を学ぶ以外にも入り方はあるとは思いますが、まあこれを勉強するとしたらばりばりの理数系クラスに入らないとダメです。

理数系ということは、文系の数Ⅱ範囲を数Ⅲまでとか、理科系では生物や地学で何とかなる科目を物理Ⅱとか化学Ⅱとか、そういう入試対策をしていかねばならなくなります。

ですので、「音響エンジニアを学ぶ価値がない」というのは仕事上の問題でなく、質問者さんが手がけるのに少々の一念発起程度ではたやすく挫折してしまう、ものすごい高いハードルだということで理解してほしいです。

「やっぱり理系の方が？」レベルでなく、理数系を究めないとなれない職業だと思ってください。文系で数学を数Ⅱまで、また理科系科目を生物と地学で済ませた人にはおおよそちんぷんかんぷんの仕事で、実際に音響エンジニアの人から仕事内容の説明を聴いても、ほとんど全く理解できないような「分野の違い」になると思いますから。

>そんな仕事のためにツライ勉強をしなければいけないと思うと悲しくなります。

憧れを断ち切ることができないならツラくてもやるか、断ち切れるなら諦めることでホッとするか、そのどちらかなのです・・・