解決済み
製薬会社の職種について..研究職と開発職の仕事内容?といいますか、おもな違いを教えて下さい。 bonjin888様の質問( http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1365229448 )を見て思ったのですが.. 自分は、おかげさまで今年の春から工学部化学科に行くことが決まりました。どちらかというと研究職寄りに行きたいのだとは思うのですが..まだ2つの職種の違いが分かるまで決まりません。おそらく、生物系のこともやらせていただけるとは思うのですが.. 回答よろしくお願い致します、それからbonjin888様、質問お借りしてすみません(> <)
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製薬企業の研究部門所属です. 薬ができるまでには,「研究室で白衣を着て行う実験 (研究職)」 と 「実際に薬を使ってみて,ヒトでの効果・副作用を確かめる実験 (開発職)」 を行う必要があります. 研究のセクションには, 合成 (薬のモトを合成する), 薬理 (合成された薬の効果やメカニズム等を調べる), 毒性・安全性 (副作用や発ガン性,催奇形性などを調べる), 薬物動態 (飲んだ薬の吸収や代謝について調べる), 製剤 (薬の粉を,錠剤や注射などの人が使える形にする) などの部門があります. 一方,製薬業界の「開発」は,世間一般のイメージとは大分異なると思います. 研究部門が作った薬を,実際にヒトに投与して効果を調べるのですが,「薬を投与する」行為は医者にしか出来ません.ですので,開発部門の人間が医者に依頼して,投与してもらい,データを集めてもらうわけです. そうして収集した乱雑なデータを集計し,解析をかけて,「この薬は副作用も少なく,病気を治す効果も高い」ということを証明できる説得力のある形にします. 会社はそのデータを厚生労働相に提出し,納得させられれば,晴れて販売となるわけです. 研究職は研究所,開発職は本社や病院が職場になります. 余談ですが,工学部であれば,「生産技術職」という職種も適しているかもしれません. 一度調べてみるといいでしょう.
製薬企業で開発職として勤務しています。開発職の内容は臨床試験(第1相~第3相)の試験計画及び化合物の開発計画の立案、試験に参加される被験者さんを医師の方と協力して集めて経過をモニタリングする、得られたデータを使って有効性と安全性を解析する、最後は新薬の承認申請をする、といった内容です。
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