職業の貴賤について。貴賤とまではいかないと思いますが、確実に職業間の区別は存在していると感じます。

Question

職業の貴賤について。貴賤とまではいかないと思いますが、確実に職業間の区別は存在していると感じます。それらの区別がどのような基準でなされているのか、というご質問です。

例えば、「東大出て介護士なんて才能の無駄」「大学出てトラックドライバーは勿体無い」
こういった類の発言を耳にしたり目にしたりすることは誰しもあると思います。

大学を出た人が総合商社で働いている場合、勿体無いとは言われません。従ってこの場合、トラックドライバーよりも商社で働く人の方が価値があると一定数以上の人が考えていることになります。

商社で働くにあたって、基本的に資格は不要です。一方でトラックドライバーとして仕事をする上では、多くの人が持っていないであろう大型車の免許が必要になると思われます。

つまり、資格の保持非保持は世間からの評価には関係がないと言えます。

いわゆる頭脳労働かどうかという観点からも、次の反例が挙げられます。
これは、東大に通っている獣医学科の学生が言っていた話です。

その人は、周囲の人間から「東大を出て動物病院で働くわけでは無いよね？」と言われることがしばしばあるそうで、怒っていました。

動物病院で働く獣医師は、当然のことながら国家資格が必要な専門職です。また、人の医師と同様、仕事内容に肉体労働も含まれるとは言え、高度な頭脳労働でもあります。

つまり、頭脳労働かどうかも場合によっては世間からの評価には関係がないと判断できます。

給料という点ではどうかと考えてみました。上の例では、東大を出てGAFA本社で働く人と獣医師とでは、どちらの方が社会から必要とされる仕事かどうかということとは全く関係なく、前者の方が平均年収は高くなるでしょう。

しかし、これについても次のような反例が挙げられます。

年収の高低だけを見れば、水商売の女性の方が、大学を出てサラリーマンをしている人よりも給料が高い場合は多くあります。

よって、給料が高いか低いかだけで語ることも出来なくなりました。

ここまで質問分を書いて私なりに考えたこととして、高度な頭脳労働でかつ平均年収が高いことが評価されるポイントになるのでは、ということです。

しかし、ここでまた反例を思いつきました。年収の高い高度な肉体労働として、例えばプロ野球選手はどうでしょうか。世間からの評価は高めだと思います。

皆様は、職業の世間的評価基準についてどのようにお考えでしょうか？

Answer 1

希少性の問題

コンビニ店員など誰でもなれるが、GAFAM社員になどなれるわけがない。
トラック運転手も免許は誰でも取れるが、五大総合商社総合職のエリートは免許を取ればなれるわけではない

Answer 2

今まで考えた事がなかったですが、
職業の世間的評価基準は「なるのが難しいかどうか」がじゃないでしょうか

体力的な仕事より頭脳を使う仕事の方が一般的にはなるのが難しいが、
スポーツ選手に限って言えば、頭脳を使う仕事よりなるのが難しい...みたいな

東大に入学することと獣医師になることでは、人口の割合的にも獣医師になることの方が窓口が広いから「もったいない」とよく知らずに言う人がいる、ということではないですかね？

Answer 3

＞皆様は、職業の世間的評価基準についてどのようにお考えでしょうか？

気にしたコトありません。
よその国では、あなたのいう世間的評価基準が当てはまりません。
世間が変われば評価も基準も変わる。時代が変われば基準も変わる。
気にしても仕方ありません。
そんなもんです。

Answer 4

世間的とあなたが書いているので答えは単純明快。

世間の雰囲気です。もっといえばそういった結構大規模なアンケートが存在するので、それ見ればいいと思います。

どのような基準か？→世間の何となくの雰囲気