解決済み
医学部受験の地域枠についてご意見ください。 自分は診療科の制限がなければ、地方で9年ほど働くのは構わないと思っていました。また、最悪診療科の制限があったとしても、現時点では小児科志望なのであまり問題はないと思っています。 しかし、病床数が多く、症例も多いような病院で働きたいと思っていた自分にとって、研修プログラムの候補先の病院に100床前後の病院が結構あることに驚きました。 一応数年は大学病院でも働けるみたいですが。 理想の働き方や志望診療科が6年間学んでいく中で変わることは大いにあり得ると思っていますが、現時点でいわゆるハイパー病院で働く姿を理想としている場合は地域枠は避けた方がよいのでしょうか? 受験を考えているのは東北医科薬科と岩手医科です。
ご意見ありがとうございます。 非常に参考になりました。 ちなみに、ずっと関東で生まれ育った生粋の都会っ子(女)が大学生活だけでなく、その後も地方で生活していくのは慣れるものなのでしょうか? 働くのは地方でもいいかもしれませんが、子育ては関東でしたいという我儘な部分もあります。 ですが、地方での生活のイメージがわかないが故の偏見もあると思いますし(教育面とか)、そもそも結婚出来るかも分からないのにそんなことで悩むのは不毛な気もしますし…。 そういった点でも選択肢を広げておくべきなのでしょうか…。
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わざわざ地域枠で地方に行くことないですよ。しかも私大医学部で何のメリットもないと思いますが。私大医学部なら都会、都会が難しいならせめて一般選抜で入ったほうがいいです。私は地方の出身で、出身県の国立大学医学部地域枠ならセンター700で受かったと思います。奨学金も出るし、医者になって地元に残るでも良かったのですが、いろいろ調べてみると、卒後9年間は指定された病院か科で働かなければならないことがわかりました。また、奨学金は9年間勤務すれば返済義務がなくなると書いてありましたが、逆に9年間の義務違反をしたら、一括で数千万返金しなければなりません。返金したとしても最近は義務違反者にはそういうレッテルが貼られ、違反者を雇用すればその病院の補助金を減らされるのでなかなか就職も難しくなります。今私は3年生ですが、やはりいろんなことがやりたくなっています。専門医になりたいし、自分で専門の科も病院も選びたいです。だから一般で入学して良かったと思っています。うちの大学にも地域枠入学生はいますが、地域枠入学生が1年生から私たちとは別メニューがあります。合宿したり僻地医療の特別授業、実習があったり、何より地域枠入学生は1年生から6年生まで縦の強い繋がりを作っています。だから、地域枠入学生は地域医療医学科みたいな、地域医療に携わる専門医みたいな、ちょっと違う感じがあります。だから、地域枠を使うならそういうこともすべて理解し、9年間ではなく一生地域医療に従事するくらいの覚悟、意志がないと後悔すると思います。
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若輩者としては、ずっと大病院勤務でもあまり困らないと思います。小児科といえど細分化されているので、どこの病院でも自分の専門分野を活かせる訳ではありません。たとえば、小児科の新生児を専門としても、小規模の病院にはNICUがありません。 小規模病院の勤務は、バイトや短期間の赴任で十分のように思います。時間の流れや雰囲気が大病院のそれとは異なりますが、専門医としてバリバリ働くつもりならば、どっぷりと浸からなくてもいいように個人的には思います。 地域医療に従事したい、generalistになりたいという確固たる希望があるのならば、地域枠は試験的にも経済的にもお得な枠かもしれません。が、将来どう生きたいのか今決めることができない、選択肢が狭められる可能性を減らしたいというのならば、やめておいた方が無難です。国内外の留学や研修は、自分だけのタイミングで決めることができないのも一つの理由です。
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今は大病院と小病院で役割が全然違います。「地域医療構想」というもので決められてきています(コロナの影響で変わるかもしれませんが)。ですので、大病院でやることと中小病院でやることが違うので、双方で研修をしたほうがいいです。大病院でしか働いたことがない人は、小病院の患者がどんなもので、小病院で何ができるのかもわかりません。 ですから、大病院でしか働いていない医師は、小病院でできない治療を「こちらは忙しいので、そちらでこの治療を続けてください」と言ったりします。そうすると、その医師のもとには患者を紹介しづらくなり、患者はきません。また、大病院は意外と給料が安く、週に1回ほどアルバイトに行くことが多いのですが、そういう時にも小病院の機能や期待されていることがわかっているかいないかでは、全然意味が違います。こういうことのために、小病院で数年働いて機能をしっかり理解することは大きな意味があります。 東京23区内では、「私は〇〇の専門ですから、〇〇しか診ません」でやっていけますが、地方では風土病以外そんなことは言ってられません。 都会のど真ん中ではヘッドホンの専門店があったり、レトルト食品だけのお店がやっていたりしますが、地方では地元の特産ならありえますが、それ以外はそういう商売は成り立ちません。それと同じことなのです。 ですから、地方で働くのであれば、将来教授とかを目指さない限り、地域枠が自分の足かせになるようなことはほぼないですね。 地域枠は、まだ卒業生が出て数年しか経っていないのでわかりませんが、私の周囲の自治医大OBでは、県立病院や副院長、市立病院の院長や、厚生連病院の部門センター長、基幹病院の部長など多くいますし、半分近くの知人が留学もしています。
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