基本的に、全ての診療科の勉強、試験を受けることが、カリキュラムで義務付けられていますが。 ただ、手術内容、術式などに関しては、医師国家試験の出題範囲外です。そこまで行くと、各診療科の専門医試験レベルになると思います。 手術になる危険性のある病態、までは、聞かれますし、医師国家試験の頻出問題ですが。 じゃあ、どういう術式をするか、というのは、聞かれません。 なので、医学部でやるのは、メインは内科全般の知識+産婦人科+小児科+マイナー科(精神科、眼科、耳鼻科、皮膚科など、もろもろ)ですね。 一応、実習で、外科系もまわりますし。手術法も外科の先生から説明を受けますが。 ほとんどが、ちんぷんかんぷん、だと思います。心臓の手術とかで、今、バイパスしているなー、とかはなんとなく分かると思いますが。人工弁をどうやってとりつけているか、等はさっぱりだと思います。脳外科の手術をみて、今、頭のどの辺を切り分けていて、何の血管が出ていて、何の神経が見えていて、とかは、モニターみても、さっぱりわからないけど。ただ、ひたすら、医学生として、手術が終わるまで見学している、という感じになりますね。 なので、内科の先生が、精神科に就職するとかは、普通に出来ますし。 精神科の先生が「私は今日から眼科医」と名乗ることも出来ます。 麻酔科の先生がいきなり麻酔科をやめて「内科・小児科・皮膚科」で開業していることもあります。勿論、内科、小児科、皮膚科での治療歴はないので、ヤブ医者になりますけど、全く違法ではありません。 一応、医師免許があれば、全ての科にすすむことが出来ますし。麻酔科以外は、いつ、誰が、どこでも、何科を名乗っても違法ではありません(麻酔科は、名乗るには麻酔科標榜医という資格が必要)まあ、名乗るのは、自由ですし、診療科をかえるのは自由ですが。名乗る、診療科をかえるのと、実際に、ちゃんとした治療が出来るか、出来ないか、は話は違いますが。 あと、前述のように、医学部、医師国家試験では、内科+小児科+産婦人科+マイナー科の勉強は必須ですし。 病棟、外来をやる上で、内科一般の知識は必要なので。 外科医も、下手くそではありますが、内科の薬剤管理も出来なくはないです。 内科医は、外科医よりも、内科全般の処方は勿論得意ですが、手術手技に関しては、全く出来ません。 なので、病棟で、褥創(床ずれ)患者が発生して、壊死部分を切り取らないといけない、となった時には、皮膚科じゃなくっても、大概の外科医は、壊死部分も切り取る、止血する、とかは余裕で出来ますが。 内科医は、基本的には、そういうのは出来ません。
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全ての科を勉強して、国家試験も全ての科目が出題されます。医師免許あればどの科にもいけますし、途中で専門科を変更することも可能です。
医学部に入ったとしても基本的な事は必須履修科目です。 これはどの医学生も通過しますが、後は自分で勝手に選べます。 例えばですよ、女の子好きなら産婦人科とか、 ブラックジャックみたいな外科医を目指すなら外科医の科目とかね。 あなたの質問に答えるなら、精神内科と内科は似てますので、 表裏一体だと思いますね。 まあ、医師もインターン時代や学生時代の履修科目を経てなってますので、 可能であっても、大学病院内とかで、ほぼ決められてしまうようですね。 てか、決めちゃうようです。
一通りは勉強しますよ。
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