フルーティフォームについて 11歳の女の子へにフルーティフォーム１２５ １回１吸入で処方がでました。 「小児…

Question

フルーティフォームについて

11歳の女の子へにフルーティフォーム１２５ １回１吸入で処方がでました。

「小児への安全性は確立されていない。」となっているので事務さんから
「疑義したほうが良いのでは？」との声がありましたが
管理薬剤師は
１、安全性は確立されていないといっても禁忌ではなくDrに裁量権はある。
２、大人が１回２吸入のところ、体重３９キロもあり問題はない。
という理由でそのまま出しました。
この部分については私も管理も意見は一致していました。

が事務さんはなっとくせず
「アドエア５０の書き間違いではないのか？」と翌日、事務さん独断で病院にTEL
事務さんの見立ての通り、Drの入力ミスでした。
管理薬剤師は調剤過誤として社内処理し、患者さん宅に交換に出向きました。

どうも判らなかったのは、絶対に疑義する必然性はなく、病院側のミスとも言えるので
処方をこのままにするよう話を持って行って良かったのではないか？
女性ですが、うちの管理は人が良すぎないか？
それに薬剤師に無断で翌日疑義する事務ってどうなんだろ？

すっきりしないぶぶんがあります。
どう思われますか？

Answer 1

まず、フルーティフォームとアドエアが両方ともに頻繁に処方されている薬局かどうかです。

頻繁に処方されている場合、フルーティフォームが小児に処方されないことは分かっているはずですので、必ず疑義照会すべきとなります。

逆に、フルーティフォームがはじめて出るような薬局であった場合、小児にあえて出したのか、間違いなのかの判断はなかなか難しいこともあります。ただ、この場合もはじめてなら小児に出しても良いのかという「確認のための」疑義照会が必要かと思います。

迷った時は、できるだけ疑義照会しておけば、あとあとモヤモヤした感じが無くなります。

次に、処方変更については、調剤過誤にせず、医院側の処方変更という形で処理されてもよかったと思います。患者さんへは、「医師からお薬の変更があり、アドエアというお薬を吸入してください。」といえば良かったように思います。100％薬局が間違ったという言い方はしなくていいと思います。

＞事務さん独断で病院にTEL

これは問題になると思います。患者さんのためということは分かりますが、薬剤師と事務の間の軋轢ができる原因となります。