お住まいの地域によって予備校のあるなしが変わってくるので、それによって勉強方法も変わってきます。 他の地域の合格者に話を聞いた感じだと、都市部は予備校、地方は独学メインといったところでした。 もちろん、経済事情によっては都市部でも独学を選ばざるを得ない方もいらっしゃいましたし、大枚をはたいて予備校まで通学する方もいらしたようです。 自分の学力と経済力を見て勉強方法を考えるといいでしょう。 できれば今年の本試験を受けてみてください。 そろそろ願書提出の時期なので、ちょうどいいと思います。 それから、司法試験と比較するのはあまり得策とは言えないかもしれません。 司法試験がとてつもなく難しいのに対して、司法書士試験はとてつもなく細かいです。 しいて言うなら、司法試験は王道の問題を難しく出してくる国立難関大、司法書士試験はマニアックな知識をたくさん問うてくる私立難関大といったイメージです。 司法書士試験は、一つ一つの知識はさほど難解ではありませんが、法令のみならず実務上の大量の知識を正確に使いこなす力が必要となります。 (司法試験だと、実務は司法修習で学ぶようです) ほんの少しでもあやふやな知識があるとみるみるミスが積み重なって不合格まっしぐらです。 最後に、勉強法ですが、テキストで概略をつかみ、過去問で知識を定着させるというのがオーソドックスなやり方だと考えます。 自分が受験生だったころは、司法書士試験の過去問の選択肢を99パーセント以上理解できるようにしていましたよ。 それから、折に触れて、六法で条文を確認しましょう。 試験で条文をある程度覚えていないといけないのはもちろんですが、合格後も何かと調べ物をしないといけなくなります。 よろしければ参考になさってください。
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